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またもや子どもに救われた

だいぶ先日の話から💦
内分泌の診察に行って、夫の転勤がなかったので、2人目のことについて相談した。

結果から言うと、ステイ。保留。

妊活するのはまだ待ってください。

ここに来て病勢が上がって来ている。
単発の結果を見て、今までの経緯がないのなら妊娠🆗してあげたい。
でも、前の妊娠のことがあるから、妊活は待ってほしいと。

薬で妊娠トライすることも可能だけど、そうするなら今やってるブロック補充療法をよりタイトにして、私のホルモンを完全に止めて、必要分は薬で補うと。
手術もあり。
こればかりは正解がない、と。
どっちにしよう?
この先生なら、薬で何とかコントロールしてくれそう。
でも、普通は妊娠中の悪化はありえないことだった。
だって、免疫寛容が起こってるのに、自己免疫だけピンポイントで上がるなんて…
自分の体が信用できない。

そもそもブロック補充療法って、実は評判が悪くて、日本ではあまりされていない。
ブロック補充療法をしてから、私はすごくラクになったけど、何がいけないんだろう…
いろいろ調べてみたけれど、極めて不安定なバセドウ病の人に使う最終手段らしくて、治療ではなく、症状緩和の手段だそう。
だからこんなに症状が落ち着いてたのか…

私は多分めちゃくちゃ酷いバセドウ病ではないけれど、コントロールはめちゃくちゃ悪い。

増薬ですぐ低下症になって、減薬ですぐ亢進症になるから、正常値にならない。
しかも振れ幅が大きく、一気に流産の危険性がある程の低下症になったりもするから、移植周期は週一で採血して投薬コントロールしてたし、入院中は3日に一回採血してコントロールしてた。

こんな人ネットSNS検索しても見たことない。

よく、メルカゾール◯錠で治療中…とか書いてる人を見て不思議だった。
酷い時は、自分は3日で投薬内容が変わるようなタイプだったから。
薬の定量が決まったことがなかったから。
最近、ブロック補充療法をしてきて、やっと薬の量が落ち着いたので、今までの自分が異常だったことに気づいた。

妊娠絡んでたから、かなりタイトにされたと言うのはわかるけど…異常値になるとそれなりに症状も出てくるわけで、しんどい。
仮に、次の妊娠・出産を乗り切ったところで、2人育てながら…仕事しながら…、この通院頻度は無理。

第3号被保険者も廃止されようとしていて、
転勤族(勤続年数で有給増えるとこが多い)、
フルタイム(パートだと保険料とかで殆ど消えるよね)、
2人育てて(子どもの体調不良多いし)、
私の通院だけでも休み足りないよ💦

手術した方が今後の為かなぁ…

てか、3号被保険者廃止の件で、(まだ未定だけどやられると思う)
正直2人目諦めてすぐ働こうと思ったし。

転勤族じゃなくて健康だったら、一回働いて次は産休・育休とって…とか思えたかもしれない。

何でこんな体も、政治も、国も、環境も、何も味方してくれないんだろう…

逆境ばっか。
2人目のこと欲しいって思った途端に、病勢上がるし、3号被保険者の話も出てくるし、おまけに目の調子も悪くなって(甲状腺眼症再燃かと思ったら、内麦粒腫で、4回潰れてできてを繰り返して、切開を勧められながらも目薬で治療中💧)

そもそも私が不妊じゃなかったら既に子ども2人くらいいて、保育園に入れて仕事してて〜…
と、ダメな思考回路に入って病んでた。

1週間全部病んでた。
全部天気悪かったし、私の心もずっと雨。

その1週間が終わったら、例の感染症になった。

まずは夫が急に39℃の熱が出て、部屋に隔離した。 
3人でお出かけしてたときに症状が出てきたからマズイとは思った。

手持ちの検査薬は陰性。
でも古いし信憑性も低そうなやつ。

陰性だったから、ちょっと油断してた。
夫は新婚旅行から帰った時も謎に高熱出てたし、たまに高熱出るタイプなのかなーと思いつつも、隔離して、買いだめして、作り置きをして…

次の日も熱が下がらず、休日診療に行き、その次の日に、陽性…

もう手遅れだとは思いつつも、感染対策を頑張ってたのに、夫は夜中にゴソゴソと台所に出て来たりしていた。
一応、台所は消毒したけど、水や食料は部屋に入れてるのに何やってんだあいつ?と思って注意していた。
冷たい飲み物が我慢でしなかったらしい💢
出てきてないで連絡してよね!

私と息子はしばらく元気だった、
息子が眠たそうにしてたから、いつものように一緒に寝た。起きたら、息子の体が熱かった。
37℃台。
うーん。子どもだから体温高めだけど、触った感じこんなに熱いのは初めてだし、うつってそう。

リビングに連れて行き、シナぷしゅを見せる。
その間に哺乳瓶全部洗って消毒してミルク…と思ってたら、息子が仰向けに寝かせた姿勢のまま動かない。
いつもシナぷしゅがつくと、嬉しそう声を出してに立ち見する息子が全然動かない。

洗い物を中断して様子をみたら、一点を見つめたまま仰向けで動かない。さっきより熱い。

もう息子には感染してるから、あとは私が感染したって何でもいいやと思い、夫に部屋から出て来てもらい、手分けして対応する。
熱は38.0℃
ミルクは飲んでくれる

小児科は閉まってて、夜間外来までは3時間。
どうしたらいいのか、行政の案内通りのところに連絡してみるも
「A病院が今日の当番なのでA病院に連絡してください」
→うち、小児科対応してないので…
そもそも電話が繋がらない。

こんなのばっかで1時間半も電話でたらい回しにされる。
どう対応していいのか誰も何も言わない。
聞いたことが返ってこない。
息子はどんどん熱くなってる。

元々この子を産む予定だった病院(大学病院転院前の総合病院)の看護師さんだけがすごく良い回答をくれて
「この時間は救急車以外の方法はありません。その状態なら、救急車は呼ばなくても大丈夫です。手足が硬直して来たりけいれんがあれば呼んで下さい。それがなければ、鼠径・腋窩・頸動脈のところを冷やして夜間外来まで待ってください。」と説明してくれた。
何でこの説明を聞くのに10件近くも電話かけて、1時間半もたらい回しにされなければならなかったんだろう。
今でもムカつく!チャートくらい作っとけ!!


夜間外来で坐薬をもらって、指示された時間の最短間隔で入れても、熱は上がり続けて40℃を超えた。

子どもの対応してる時は、緊急で仕方なかったにしても、夜間外来から帰った後、夫がマスク外して私の部屋の中にいた😡
まだ症状の出てない私ですら、家族全滅は避けたくてまだ感染対策しつつマスクしてたのに、台無し!!
「何マスク外してんの!?やれる対策くらいしようよ!!
子どもにうつったらもう対策終わり?私はまだ症状出てないから頑張ってたけど、もう全部無駄だったな!」と、自分のマスク外して床に投げてブチギレ。
そもそも台所にゴソゴソ出てきてた時点でうつるべくしてうつったんだと思うし、感染対策の認識が甘すぎる。

夫には怒っていたけれど、夫婦喧嘩と子どもは関係ない。
夜中、まだまだ熱が下がらなくて、夫に連絡して熱性けいれんの時にすぐ対応できるように取り決めた。
とりあえず何か兆候があれば夫を呼ぶ。
夫→救急車、
私→動画、対応(嘔吐があれば横を向けるなど)

ミルクはめちゃくちゃ飲む。
新生児以上かも。
尿もめちゃくちゃする。すごく熱い。
下痢で坐薬出てきてそう。
本人も何回も起きるけど、私も心配で寝れなくて、徹夜。
おっさんは部屋で寝てただろうけどね😡

翌朝1番にファミリークリニック(小児科、親たちも診てくれるのが売りの病院の名前)へ。
私も子どもも陽性。
薬をもらって帰宅。
私はそんなにしんどくなかったけど、熱測ってみたら38℃あった。

そら見たことか!
共倒れしたらこんな熱でも動かないといけないんだよ!
これを見越して、対策してたのに台無しにしやがって…💢
夫に怒りをぶち撒けると、「じゃあ、今度から感染したらホテル行くわ」とトンチンカンな返しをされてブチギレ。
腹立つから詳しくは書かないけど、結局、何も感染の知識もなく、隔離の意味も理解しておらず、我慢もできず…
しんどいより何よりイライラが圧勝したので、ここから3日間38℃以下にはならなかったけど、普通に育児しつつ看病しつつ家事もやった。

幸い、その日から少しずつ子どもは元気になって次の日には熱が下がった✨

本当に元気になってくれて良かった。
愛おしさが倍増😭

私、この子が無事生まれてこなかったらしのうと思ってたんだった。
物騒なこと言うけど、わりと本気。
だって、不妊治療で仕事辞めて頑張って頑張って全てをかけて、やっとできた妊娠で、自分の病気のせいで中でしんだら、どう?
どうやって生きていったらいいのかわからない。
今私がいるのもこの子のおかげ。
生まれた瞬間から命の恩人。

もうダメだと思った時はあったけど、母子ともに命あって出産を終えることができて、この子が生まれてからの私の人生は、この子が作ってくれたボーナスステージだったんだった。

嫌なことも、良いことも、イラつくことも、全部全部この子がいなかったら感じられないことだった。

幸せに慣れたらダメだなぁ。

私たちはあの時、確かに普通ではあり得ないほど不遇な状況だったけど、タイミング良く発見も早く、薬も効いて、医学では説明がつかない回復を見せてくれた。
あの時、しんでてもおかしくなかったと思う。
実際私は社会的にしんでるし。一回しんだと思ってる。
せっかく与えられた人生のボーナスステージなんだから、病んでばかりいないで精一杯楽しまないとな。

いつも以上に文章になってないけど、第二子のこととかですごく病んでたけど、子どもが元気に回復してくれて、また子どもに救われたって話でした💦

元々変な文章が、熱と怒りでおかしい😅
まぁ、記録。

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