本日、小澤征爾さんが6日に亡くなられたと発表されました。
日本のクラシック界を作ってきたという言葉だけでは物足りないくらい、圧倒的なものを残してくれました。

私が経営する会社の部署の一つにプロモーション部門があります。アーティストの起用や音楽の活用に特化し、企業プロモーションを手がけています。音楽が持つ力を偉大です。人は感動し、心を共有することができます。
そもそも私が自社のプロモーション部門を音楽に特化させようとしたのは、私自身が音楽が好きという部分が大きいです。
今は全てのジャンルのアーティストや音楽関係者と付き合いがありますが、一番の根っこにはクラシックがあります。ベートーヴェンやショパンやワーグナーなど偉大な音楽家とともに、フルトヴェングラーやワルターなどともに小澤征爾さん指揮の音楽を何度も聴きました。リアルな演奏にも伺いました。

今、小澤征爾さんが拓いた世界への道を通って、多くの日本人が世界で活躍しています。ショパンコンクールで活躍した反田恭平さん、ベルリンフィルでコンマスをつとめた樫本大進さん、クラシックの域を超え新たな領域へ挑戦している角野隼斗さんなど、多くの方々世界で頑張っています。

長い間、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。リアルで聴く機会がこの先ないのは本当に残念ですが、遺していただいた多くの音楽をこれからも聴かせていただきます。

ご冥福を心よりお祈りいたします。