SNSは――、
地縁
ではなく
知縁
を結べる点で素晴らしい、
と僕は思う。
どこに住んでいようが、
どこに住んでいる誰とでも繋がれる。
逆に、
SNSにおける対人関係のマイナスはなんであろうか?
誹謗、中傷?
まあ、それもあるかもしれない。
でも僕が思うのは、
「人間関係をたやすく切ることができる点」
である。
――なんで??
――嫌な相手と、
あと腐れなく、
たちどころに縁を切れるだなんて、
それはむしろメリットなんじゃないの?
――と感じる方もいらっしゃるかもしれない。
以下に、
人間関係をたやすく切ることができる点のマイナスについて語る。
思うに、
リアルな人間関係ってやつは、
嫌なヤツだな――と思っても、
一緒にいたくないな――と思っても、
そうそう簡単には「絶縁できない」。
学校や会社を辞めるわけにもいかないし、
先生や上司を無視するわけにもいかない。
家出するのだって大変だし、
親きょうだいや子や孫を、
家から追い出すわけにもまあいかない。
離婚だって
できるだけ避けたい。
だから、リアルな人間関係は、
問題を孕んでいても、
嫌々ながらでも、
続けざるを得ないことが多い。
「そこがいい!」
と言いたい。
――ここで、ホロスコープの話にちょっと飛ぶ。
生まれながらの性格だとか、傾向だとか、
そのようなことを表している、
とされているのが出生天空図、すなわちホロスコープだ。
ホロスコープ上の星たちは、互いに
さまざまな角度を結んでいる。
ニアリー60度やニアリー120度といった調和角。
ニアリー90度の葛藤角。
ニアリー180度の対立角。
ニアリー0度の合一角。
――エトセトラ。
調和角で結ばれる関係はイージーだが、
葛藤角や対立角で結ばれる関係はハードだ。
――と聞くと、
葛藤や対立の角度の少ない天空のもとに生まれてきた人は
幸福だ、
と思われがちだが、
そうでもなくて、
イージーな角度しか生きられない人は、
そのぶん、成長の機会を失う
ともいえる。
「成長なんかしないで、一生イージーに暮らせたらいいんじゃない?」
――と言いたい人もいるかもしれないけれど、
成長できない
ということは、
魂の中心点
に
到達し得ない
ということであり、
到達し得なかった人の課題は、
子や孫に引き継がれる形で
先送りされる(と、なんとなく勝手に僕はイメージしている)。
日本の財政みたいなことになってしまう。
できるなら、
自分の代で、
先祖代々受け継がれてきた課題に、
しっかりとした決着をつけたい
と僕は思うし、
僕たち夫婦には子供がいないので、
好むと好まざるとに関わらず
決着をつけざるを得ない。
子や孫のいる方だって、
自分の代で
問題を
できるだけ中心点に近づけておきたい
と、
そう願うのではないだろうか?
そのために人は、
内的な葛藤や対立を、
「他者を相手に
具体的に生きる」ことで
統合してゆく
のではなかろうか?
僕らが
この世という舞台で
為すべきこととは、つまり、
それなんじゃなかろうか?
春樹の文庫本の挿し絵を例に出すまでもなく僕らは――、
自らの影を相手に踊っているのである。
ゲド戦記を例に出すまでもなく僕らの人生とはすなわち――、
影との戦い(を経た融合)なのである。
そう思う。
なので、
ホロスコープ上の葛藤や対立は
お恵みだし、
ハードな関係性を
具体的な他者を相手に
具体的に生きることは――、
とても大切なことなのだ!
ゆえに――、と話を戻すわけだが、
SNS的な繋がりは、
簡単にカットオフできてしまう点がネックになる
と思うのである。
リアルの
職場や、
家庭や、
地域の、
逃げられない関係性は僕らに、
葛藤や対立の角度を具体的に生きることで統合するチャンスを与えてくれる。
その意味で――、
SNSにおける関係性も、
そう簡単にOFFすることなく、
辛抱強く、
僕は生きたい。
影を相手に踊ることができるのは、実に――、
幸せなことである(と僕は思う)!
*
6人目の被験者(!)さん、Eさんの占い結果を以下に掲載いたします!
Eさん、ご協力をありがとうございました!
あひろ場にご参加ご希望の方は、
1、生年月日
2、出生時間
3、出生地
の3つのデータをコメント欄に書き込んでご用命ください。出生時間はだいたいでも大丈夫です。出生地のデータはなくても問題ありません。
個人情報を晒したくない方は「クリエイターへのお問い合わせ」ボタン経由でも構いません。で、今回みたいな形で記事にしてよいか、よくないかも教えてくださいね。記事にされたくない方には、結果を、「お問い合わせ」にあったメアド宛てに送信させていただきます!
お代はいただいていませんが、結果に満足していただけましたら、サポートしていただけますと嬉しいです!
お気軽に、ってかテキトーにウェルカムです!
読んでくださりありがとうございました!
――2024年4月7日 追記
Eさんに、メールにてご感想を頂戴いたしました。
――掲載の許可を得られましたので、こちらにそれを転載させていただきます。
Eさん、ご参加ありがとうございました!
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*2024/4/17追記
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