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群馬県は「即席麺の王国」だ!!

 日本における即席麺の出荷額一番はなんと群馬県。しかしサッポロ一番のサンヨー食品、ペヤングのまるか食品、マルちゃんの東洋水産が工場を構えているとあれば、その数字も納得ですね。

 このうちサンヨー食品とまるか食品は創業地が群馬です。そもそもここが小麦の産地だったという強みもあったのでしょう。それは我が群馬にうどんや焼きまんじゅうといった炭水化物の名物が多いことからも分かります。
 加えて、一大消費地である東京に近いのも非常に大きいかと。ニ位に茨城が付けてるのは日清といった大手工場があるためですが、それほど強いシェアを持つ企業が他所にあるにもかかわらず国内一は群馬なのです。これは誇るべきことじゃないでしょうか。

 ペヤングはここで山程紹介してるので省略。にしても、変わったテイストを紹介するだけで30本近くも記事を書けるってのは。揺るがないやきそばブランドだからこそ「こんな味も作ってみました」という変化球が投げられるのだと再認識させられます。

 一方のサンヨー食品は「サッポロ一番」「カップスター」でおなじみ。そういえば、と思ってYouTubeを探してみると、ありました。

 藤岡琢也さんが出演する味噌ラーメン、野菜がニョキニョキ生えてくる塩ラーメンなんかは懐かしいですねぇ。そしてカップスターのCMソングもほとんど変わってません。作者は比呂公一さん。あの植木等さんのご長男でした! 『ざわざわ森のがんこちゃん』の音楽も手掛けているので、そのメロディーを耳にした方も多いでしょう。
 にしても、サッポロ一番のCMは「季節の野菜や旬のモノもたっぷり入れて」という感じがありますね。初期はそうでもないですが、80年代に入ってからはその志向が強まってきます。即席麺の手軽さを伝えつつ、この頃から高まってきたヘルシー志向に合わせたものでしょうね。きちんと時代の流れを汲んでいるのですなぁ。

 というか食べたかどうかは覚えてないけどCMソングは知っていた「東京ラーメン これだね」や、いつでも新発売の「ケンちゃんラーメン」も、あれ全部サンヨー食品だったのか! こうも記憶に残っていたとは。

 まるか食品どころかサンヨー食品にも足を向けて寝られないや。

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