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さくらみくら便利点の「揚げパン」に背徳感すら覚えた件

 「作りたての持ち帰り弁当」で群馬にじわじわ広がりつつある新形態コンビニ「さくらみくら便利店」。前回行った時はラーメンを注文し「次回は丼ものでも頼もうか」と思っていましたが、先日日曜に寄るタイミングがあったので行ってみました。

まずは丼ものから

 オーダーしたのは「牛カルビ丼・ネギ甘辛みそ並盛(670円)

消費期限はやはり2時間。すぐ食べさせる気満々です
一面の牛カルビとネギ。大盛りだとどのラインまで飯が来るのやら?

 やわらかカルビと濃厚味噌ダレ。どこぞの牛丼屋さんに出てきてもおかしくはないレベルでしょう。
 ちなみに以前「ラーメン頼んだら1分とまではいかないが2分もかかってない」と書きましたが、今回もやはりオーダー→会計→受け取りまでが非常に早かったです。会計から受け取りまで3分とかかってません。最新鋭の調理システムを持つがゆえの強みといっていいでしょう。

そして魔性の食べ物・揚げパン

 お会計ついでに、レジ横にある「昔ながらの揚げぱん(128円)を注文。きな粉・シュガー・ココアの3種類からきな粉をチョイス。これは学校給食でもおなじみの味です。

コッペパン一面にまぶされたきな粉がそそられます

 さてお味はというと……これはいい、というか危険な食べ物だ! 子供の頃に食べてた揚げパンとは桁違いの旨さ!
 まず一口目でパンから油がじわぁ~と口の中に滲み出てくる。しかし決して脂ぎった感はありません。むしろ天ぷらに近い。揚げ方が良いのか、それとも良い油を使ってるかのどちらかでしょう。こんなに油たっぷりなモノをパン一個分も味わっていいのでしょうか。背徳感すら覚えました。でもいいのです、それが揚げパンなのです。
 そしてきな粉は甘さ控えめ。もう少し甘くてもいいかな? いやこれ以上行ったらしつこいか? と思えるくらいのほどほどな甘さ。これが先程の油と絡む瞬間が良いのです。油ときな粉のマッチングなんて誰が考えたのやら。無上の幸せを感じます。

群馬の「愛されコンビニ」になって欲しい

 入ったのは前回と違うお店。時間帯は昼過ぎでお客さんの出入りはそれなりにありました。写真はありませんが、前のお店と違いこちらのイートインスペースは店内。駐車場をよく見ると屋外にもあったようですが、やはり天候を気にしなくていい場所は必要でしょう。
 自分が入った時はそのスペースで女性二人がお弁当を片手に雑談中でした。ご近所の方でしょうか。住宅街と工業団地の境目という立地ゆえ「ちょっと食事でも」という感覚で使えるのかもしれません。何よりここの持ち帰り弁当は「みくら食堂」ですから、それこそ近所の食堂感覚で使うのもアリなのです。

 同じコンビニでも、ごく当たり前の店よりは「新形態」の方に惹かれます。ただ買い物に行くでなしに、そこで一息ついて食事も済ませる。それゆえ、個人的には同じコンビニでもバイパス沿いのロードサイドよりはそこそこ街中にあるお店の方が「地元の愛されコンビニ」になれるのでは、と思います。

 あー、また揚げパン食べたいな(←危ない)

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