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2月4日ひお、雪のまえぶれ

雪がふるというので一年以上前に書いた雪の詩を思い出して書き直していた、はかあらし、という言葉がでてくる、
昨日まかれた豆をカラスが食べているのをみた、と付け加えるともう去年の詩とは言えなくなった、まだ完成しない、は降っている

詩について思うこと。キャベツを出したら、そのキャベツを深めて何かにしようとする定型を最初からやぶっていること
キャベツでなければならないほど情動がキャベツならキャベツと書くしかない、がまわっている

と牧師は言う
詩を書き始めたのはコロナ禍と呼ばれた頃で電車の乗り方を忘れた頃
布団のなかで動画を見るのがたのしみだった刑事コロンボをみていた
電波が悪い家でコロンボは同じ動作を繰り返しドラマがすすまなくなった時、本も読めないおれは動画を見ることもできないのか、と笑えてきたその中で急に詩を書こうと思い立った
照らし合わせるものがないので、ひたすら刑事コロンボのことを書いた
どうしようもない詩集ができるほどコロンボのことだけを書き続けた今

ブルー・ブラッドというドラマをみている
ドラマのなかで牧師は
聖書の引用をすると言いながら映画
ゴッドファーザーの出来事をたとえて署長をさとし
わすれられない余韻をぼくにも残した


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