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旅の目的 京都2

京都に行く目的は手作り市と書いたけれど、他にも目的はあるある。
どちらかというと、こちらのほうが先で手作り市はその後。これを目的として京都に通っている人なんぞ、私の周りには1人もいない。
それはパン屋巡り。私にとって京都はパン屋の聖地なんです。

京都のパン屋に行き始めてからかれこれ13年ほど。きっかけはある雑誌の特集だったけど、それからずっと通い続けている。
その頃はまだこんなにパン屋も注目されておらず、京都が一番パン屋が多いというのも知らなかった。ただ、行き始めた頃からパン屋の数は物凄く多かったのに、驚くことに今も続々お店がオープンしているという。なんてこと!
もういっぱいありますよ~と言いたいが、行く身としては嬉しいこと。

以前は同じ通り沿いに林立していて(例えば今出川通や北大路通など)その道を辿ればパン屋に当たるという感じだったけれど、最近は区域の中にいくつも出来ていて、ちょっと歩けばすぐパン屋、という状況になってきている。
いやぁビックリです。てかありすぎでしょ。
これだけの数のパン屋があるのに、京都の人は近所もしくは贔屓のパン屋にしか行かないらしい。私だったらあちこち行きまくって、嬉しさのあまりウハウハしてしまうこと間違いない。歩ける範囲でこんなにお店があるなんて、ズルいの一言。

そんな中でも何件か贔屓のお店はある。京都に行くと必ず立ち寄るというくらい好きなお店。
また行こうかなとも思ったけれど、今回は敢えて行ったことの無いお店へ。泊まったホテルから歩いて数分(ホテルの周りだけでももうすでに3店ありました)ひょっこりパン屋が現れる。
ほとんどが個人店なので、どのお店もこじんまりとしている所が多い。今回もそう。そんな小さいお店だけれど、独自のこだわりがギュッと詰まっていて、パンに対する愛情をつぶさに感じる。どのお店も素敵なんです。

そんな思いで買ったパンたちを食べ比べするのがまた楽し。でもいつも買いすぎて訳が分からなくなってしまうのが残念。もうちょい控えなければ、と思いつつこれがなかなか…。楽しさがMAXなもので。

帰りは少し早めの新幹線だったので、はてご飯どうしようと悩んだ結果、志津屋のビーフカツサンドを小腹埋めようで買いました。小さいながらも肉感がしっかりあって美味しかった。
道中ご飯もちゃんと食べたけど、京都へ来るとどうしてもパンが勝ってしまう。仕方ないか。
また次回も手作り市とセットでパン屋巡り行ってきます。