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広島の美術館【ひろしま美術館編】

今年も終盤。
あれよあれよと今年もお世話になりましたとか言っていることになるのでしょうし、書き留めておこうと思います。今年のこと。

今日は、広島のこと。

私は今年の1月に神戸から広島にやってきました。
私は神戸以外にどこに住めるかと言ったら中四国だろうなと考えていました。
青森も沖縄も北海道も好きだけど現実的に住むとなると中国地方、岡山辺りがいいんじゃないかと。なので広島となると少し離れたけどまあ許容範囲かなどと思い、気軽に移住。

広島にはふたつの世界遺産がありますが、僭越ながら私が好きな広島をご紹介。

まずはここ。ひろしま美術館。

広島の大きな美術館はふたつ。広島県立美術館とひろしま美術館。徒歩圏内で行き来できます。
広島県立美術館は縮景園という日本庭園が隣にあってとても風情のある美術館ですが、私はこじんまりとしたひろしま美術館の方が好みです。

この美術館、上から見ると

ひろしま美術館ホームページより

こんな感じなのですが、
基本的に「ゴッホ展」などといった人が集まる企画展は円形の建物ではなく囲いになっている奥の方の四角い建物で催されます。
手前の四角は受付やカフェなどがあってサイドを回廊で繋いでいます。不思議な建物です。

じゃあ円形は?というとこれがこの美術館の最大の見どころ、コレクションが常設されている建物なのです。

ひろしま美術館ホームページより

中央にはマイヨールのヴィーナスという像が置かれて、四つの部屋が囲んで配置されています。

ひろしま美術館ホームページより

中はこんなかんじ。
絵を観ていくと錚々たる画家が並んでいるのに驚きます。

第一展示室はロマン派から印象派まで
ドラクロワ、クールベ、ミレー、コロー、ブーダン、マネ、モネ、ルノワール、シスレー、ドガ、ピサロなど

第二展示室は後期印象派と新印象主義
シニャックやスーラ、ロートレック、ボーシャン、ルソー、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルドン、ボナール、ヴュイヤール、ムンク、シダネルなど

第三展示室はフォーヴィスムとピカソ
デュフィ、ヴラマンク、マルケ、ルオー、マティス、ピカソ、ドラン、ブラック、レジェなど

第四展示室はエコール・ド・パリ
ローランサン、ユトリロ、ドンゲン、スーティン、パスキン、モディリアーニ、シャガール、フジタ、キスリングなど
(ホームページより引用)

すみません、ダラダラ引用してしまいましたが、、
絵に精通してるわけでもない私でも知っているようなビッグネームの画家の作品がたくさんたくさん並んでいます。

私は企画展の「がまくんとかえるくん」で有名なアーノルド・ローベル展を観に行ったのが初ひろしま美術館だったのですが、

アーノルド・ローベル展もとーってもよかったのですがそれ以上に常設展に驚きました。

なんだこの美術館は…
たいていの美術館は常設展なんて傍に追いやられているのに、この堂々とした立派な建物にコレクションの数々。
驚きました。

ちなみにホームページによると、丸い建物は原爆ドーム、回廊は厳島神社の回廊をイメージしてるのだそうです。なるほど🤔

今はコレクションも持たない美術館もあると聞きます。こんなに立派なコレクションを持つ美術館には堂々とアピールしてもらいたい。
私は旅先の美術館などは常設展にその美術館の個性があると思ってしげしげと観て回ります。

折しも芸術の秋🍂
みなさんももしご興味あれば最寄りの美術館へおさんぽしてみてください😊

私の広島。
次はまたの回に。

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