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酒蔵へ行こう

広島には西条という酒蔵のある町があります。

自ら「酒都」と名乗ってしまう。酒の都なのです。

私は遺伝的にだと思うのですが、お酒が強いです。一家全員酒が飲め、強いが故に酔ったとしてもテンションはほぼ変わらずあんまり明るくなりません。なんだったらより暗くなっていく気がします。しみじみ淡々と飲む感じ。

学生時代には王様ゲーム(すみません古いですね…)で、○○さん(私)が王様になるとつまらないと後輩に言われてショックを受けたことも。
酔っても真面目にハメを外すこともないからなのでしょう。最後まできちんと付き合って酒を飲み、帰り際には忘れ物を見て回るようなタイプ。でも家に帰ってひとりになった途端倒れてたりします。

…さておき。
その土地のお酒を知ることがその土地を知ることだと思っていて、広島は西条という場所のことは早いうちから心に留めていました。

広島駅からJR山陽本線で40分弱。

駅前や酒蔵通りの途中にも案内所があって親切なスタッフさんが丁寧に教えてくれます。
酒蔵は基本的に平日会社として稼働しているので土日祝などは開いている酒蔵がどこかをまずチェックしておくといいです。
一杯100円とかで飲めるところや飲み比べセットがあるところ。酒蔵ごとに違います。

賀茂泉「酒泉館」にて
賀茂鶴にて

私はこれまで主にビール、ワイン、焼酎派でして日本酒は嗜む程度でした。しかしながら飲めないこともないのでこの西条に来て美味しい日本酒を飲んでしまったが最後、今までその味もよくわからないまま飲んでたのが「これはあんまり…」とか言うようになってしまいました。人は変わるものですね。

ちなみに私がこの西条で一番気に入ったのは、

福美人酒造

福美人酒造でいただけるしずく酒。
しずく酒とは、ここに書かれてある通りですが急がずぽたぽたと落ちてくる雫を集めていて量産ができません。酒蔵で飲むのが一番美味しいそう。爽やかで澄んだ味です。


先日は関東から遊びに来た友達を連れて西条入りしましたが、そんなに日本酒好きでない友人にも楽しんでいただけたようでした。

酒饅頭(賀茂泉)
大吟醸ジェラート(福美人)

そしてお酒は飲めるが日本酒はあんまり…と言う方にはこれ。

賀茂鶴の梅酒

これは古酒ですが、手軽に買えるお土産用の梅酒も販売していてとても美味しいです。

お土産にも最適!


そして私には西条にやって来るもう一つの楽しみが実はありまして、

活けす料理「水軍の郷」

広島の新鮮な魚を活け作りで食べられるお店を発見。最高です🐟
西条に行くとここまでが一セットなのですね。
なのでいざ西条という時には身体のコンディションと懐具合を整えてから向かうのです。

というわけで私の広島、今回は酒都・西条のご紹介でした。
ちなみに私の出身は神戸は灘というところで、灘こそ白鶴、菊正宗、福寿など美味しいお酒のある酒蔵の町。灯台下暗し。。帰省した際は改めて灘の酒蔵巡りをしたいなと思いました。

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