【日記】ドレスアップしたあいつ
大雨が去り、暑さが舞い戻りました。
雨の日も風の日もコロナが蔓延する中も
私は仕事に出かけ、昼にはおにぎりを食す。
そんな日々を過ごしております。
おにぎりといえば。
黒い海苔を纏う、
時には裸、
時には卵焼きやうす揚げを纏ってみたり。
しかしながらその日見つけたあいつは
うすピンクの生ハムを纏っていました。
今日はそんなお話し。
その名も生ハム寿司である。
寿司だしあれか、カルフォルニアロール的なノリの洋風寿司か
と、いつものおにぎりに少し飽きてきた私はこいつに手を伸ばしたのでした。
さあお昼だと
はむっと噛み付いて驚く
「ん?」
なんか思ってたのと違う。
そう。なんだかスフレのような食感。
生ハムの下、
米に至るまでの緩衝材のごとく
クリームチーズが潜ませてある。
これが噛み付いたときにふんわりと
スフレチーズケーキのような感触を与えるのだ。
生ハムも、よくあるように噛み付くと噛み切れずずるりとおにぎりのすべての衣を剥いでしまうようなこともなくはむっとそれこそスフレチーズケーキを食べているが如くに一口に収まるのだ。
おお、これは。
おにぎりなのにデザートのよう。
いつもの装いと違うことは
多面的に変幻自在なおにぎりにはよくあること。
けれども味や食感も方向性をも変えてこられると
なんだかこう惚れ直すとでもいいますか、
いつも制服のクラスの女子の
私服や髪型が思いのほか可愛かった、とかいう感じに似てる。。
意外性というより想定外的な。
どうでしょうかこんなおにぎり。
気になる方はぜひご体験を🍙
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