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いざ、運動会!

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 運動会の季節ですね。コロナ中は運動会が中止になったり縮小されたりしましたが、今年はやっとコロナ前の規模で開催する園や小学校も多いみたいです。

 さてさて、いつもと違う雰囲気が苦手な発達凸凹ちゃんにとって、沢山の人達が見に来る運動会はちょっとハードルが高い、、、かも。
 いつもと違う雰囲気に刺激されていつもよりハイテンションになってしまう子もいるかな。

お父さんお母さんにしてみたら、かけっこやダンスで我が子の頑張る姿を見たい気持ちと、もしかしたら参加できないかも、と不安になる気持ちのせめぎあいだと思います。

 参加できないかもしれない。先生の影に隠れて見てるだけになるかもしれない。それでも、一応対策だけは立てておきましょう!出来ることはやっておきたい。

 先ず、運動会そのものを園庭ではなく近所の大きい公園で開催する、なんて園も少なくありません。運動会前は何度か開催場所に行って、その場所に慣れておく必要があります。
 お兄ちゃんお姉ちゃんがいるなら、兄弟の運動会の時の写真やビデオを折りにふれて観せてあげるのも良いと思います。運動会、というものがどんな雰囲気なのか事前に伝えてあげて下さい。
 もしかしたら、写真やビデオを観るだけで緊張して怖くなってしまう子もいます。その場合は
「無理しなくて良いんだよ」
と予め伝えておく。嫌な時は先生のそばや両親のそばにいられることをちゃんと教えておく。
#そこらへんは先生とも共有しておいてくださいね
 いざその時になって、逃げ場がなくてパニックを起こしてしまうより、
「ここに来て良いんだよ」
を伝えておくと、本人の安心感がだいぶ違います。

 ひらがなやカレンダーの分かる子なら、スケジュールを作って5日くらい前から確認しても良いと思います。
 5つポケットが付いたタペストリーのようなものを用意。
#百均で売ってます
 上から4つ目までは運動会のイラストプラス『れんしゅう』と書いたものを入れておく。
#イラストがなければひらがなだけでも
 最後の1つは『ほんばん』。家族の写真を入れると良いと思います。
『ほんばん』には練習の時はいなかった家族が見に来るんだよ、ということを伝えるために。

 寝る前に一番上のイラスト、カードを指しながら
「明日は『うんどうかいのれんしゅう』だよ」
と確認。次の日の夜は
「今日の『れんしゅう』はおしまい」
と一番上のイラストを裏返す。そして2枚めを指しながら
「明日も『うんどうかいのれんしゅう』」
と伝える。
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そして、前日は
「明日は『うんどうかいほんばん』。家族みんなが観に行く日だよ」
と伝える。
#もうこの日には1番目から4番目のイラスト、ひらがなのカードは全部裏返しになってるはずです
 れんしゅう、とか、ほんばん、の意味は最初わからないかもしれません。それでも繰り返していくうちに、
『あぁ、ほんばん、はママやパパが来る日なんだ』
と徐々にわかってくれたらしめたもの。





 
 それでもだめな時はあります。
#特に運動会初参加の年少さん、年中さんは怖気づいてしまうかも
#それならそれでしかたない
 ただ、来年、再来年、その先も、、、しばらく運動会はやってきます。今のうちから先を見通す練習をしておきましょう。


 ちなみに、定型発達の子でも運動会が苦手な子はいます。次女が小1の時、みんなが全校ダンスを踊る中、ふと隣を見ると次女のクラスメイトがご両親と一緒にレジャーシートに座ってダンスを見ていた、なんてことも。
#その子も小6の時は、騎馬戦の馬として勇ましく校庭を走ってましたよ

 視覚優位な発達凸凹ちゃんはイラスト等、眼で確認できるものを用意すると、理解がぐんっと上がります。
#耳で聞くだけじゃわからないこと多いです
 先ずは一枚ずつ。

 マガジンにも視覚支援について書いてます。
こちら↓


 運動会が終わっても、ハロウィンにクリスマス会、年明けには節分、、、と行事はここから目白押し。園の先生方が大忙しの季節に入ります。
 私も以前は行事の準備に追われる日々でした。
そんな話もまた今度。


日本ビジョントレーニング普及協会のHPにブログ書いてます。こちら↓


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