想像力

想像力というのは大切だと教わった。

小学生の頃、野球の遠征で旅館に泊まった際、枕投げをして遊んでいたら障子を破ってしまった。

その時、「想像力が足りないからこうなるんだ!」と怒られた。

他にも教室の中で騒いでいて、友達に怪我をさせたり、ガラスを割ったりした際にも同じことを言われた。

そんな幼少期を過ごした僕は様々な想像をするようになった。

このポスターを見たときもそうだ。



危ない!この中に入ってはいけません。とある。

では、この中には何があるというのか?
イラストから想像するしかない。

子供の顔の大きさほどある手のひら。

この手のひらからして恐らく体長は30メートルほどあるのではないか?

となると、巨人が子供を食べようとしている場面ではないのか?

それならば誰が「危ない!この中に入ってはいけません」と言っているのか。

これは子供のお母さんかもしれない。

先に巨人に捕まり、子供も捕まえようとしている時に「入ってはいけません」と先に逃げてと言わんばかりに忠告している。

こんなときにも「入ってはいけません」と丁寧な言い方をするとなるとこの子供はきっと育ちがいい。

表情からして「お母様ーと叫んでいる」

そして、お母さんと悲しい別れをした少年は巨人を駆逐してやると意気込み調査兵団に入るのかもしれない。

いや、進撃の巨人やん。

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