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男性が女性アイドル曲を踊る/歌うと女性以上に可愛く見えてしまう動画

今年はアニメ『推しの子』、およびそのオープニング曲 YOASOBIの『アイドル』が流行っているそうですね。
筆者もオリジナルのオープニング映像を見はしましたが、アニメ映像がキラキラ可愛い事とヴォーカルの声も可愛くて少しカワイイが過剰かなあなんて思っておりました。アイドルがテーマなので当たり前ではありますがアニメと歌声両方が愛らしいとちょっと重いんですよね。

ところがリアルアキバボーイズさんの『踊って見た』動画の「アイドル」は面白可愛くて、そちらの動画はリピートするほどはまっております。

ごく簡単に説明すると、リアルアキバボーイズさんとは主にアニメ漫画ゲームオタクを自認する男性のみのプロダンス集団です。youtubeで主にアニメやヴォ―カロイドの曲に合わせ「踊って見た」動画を出されています。
プロダンス集団と言ってもかっこいい振り付けの踊りをされる事はあまりなく、オタクを強みに、笑える独創的なダンスをされ見ているこちらも思わず爆笑してしまう楽しいダンサーさんなのです。

それで今回おすすめの動画はリアルアキバボーイズのセンターである涼宮あつきさんが「推しの子」の人気アイドルの女装をして踊る(他のダンサーはそのアイドルのファンと言う立ち位置のバックダンサー)のですが、最初は筋肉ごりごりの男性が女性アイドルとして遠すぎて笑えるのに、リアルアキバボーイズさんの素晴らしい演出と振り付けが歌詞ともぴたりと合って見ていくうちに彼が可愛くみえてきちゃうんですよ!!歌詞の「♪究極のアイドル♪」で両足をそろえてぴょんと飛ぶところなんてサンリオか、くらいに可愛い。なんなら漫画原作のアイより可愛いと個人的には思っています。

それでまた、この動画に出るのはアイドル役含め男性しかいないのが更にいいんですよね。後述する公式のミュージック映像を見て頂くと分かるのですが、「絵も声も可愛い=可愛さの過剰供給」が男性が演じる事によって希釈されほどよく中和されるんですよ。しかもこの男性がジャニーズ的な美少年ルックスではない事も大きなポイントです。元々美少年で、女装したら本物の女性と見まがうほどの美少女、だったら単に『男でも可愛い動画』です。失礼ですがガチで女装が似合うような美青年ポジションではない涼宮あつきさんが演じられるからこそオリジナルの歌声も甘すぎず感じず丁度良く聴こえるし男性が演じる女性アイドルが本当に可愛く見える。結果何度見てもライトで楽しいポップな映像を楽しめるんです。
ちなみにプロダンサーとしての映像の出来ですが、演出構成はもちろんの事、振り付けがプロなだけあってレベルは相当高いと思います。さらっと踊られていますがハイテンポな曲に合わせてくるくる変わる多彩な振り付けはかなりの運動量ですし、一人一人のダンスの見せ場ではすご技を軽々見せてくれて真面目なダンス動画としても見ごたえがありますよ。

男性が女性アイドルを演じると何故こんなに可愛いのでしょうか、ほんと。

#YOASOBIアイドル 】公式のオタクが踊ってみた【推しの子】 - YouTube


言わずと知れた原曲はこちら。公式からアニメ『推しの子』のオープニング映像がアップされています。

原作の闇が表現はされていますが、元々の絵がきらきらの可愛い系なのでトータル的に「カワイイてんこ盛り」映像だとは思うんですよね。

YOASOBI「アイドル」 Official Music Video - YouTube


2023年10月27日追記
外国人男性が歌っているバージョンでとんでもないものを見つけてしまった。「アイドル」をロックテイストに変え日本語もお上手で目茶苦茶自分の歌にされています。これはすごい。

YOASOBI - IDOL (OSHI NO KO OP) 推しの子「アイドル」 - YouTube



アニメ、漫画共に見ていませんがストーリーは気になるんですよね。キラキラな絵と対極に闇を感じるストーリーなのでハッピーエンドになったらいいのですが・・・ガタガタブルブル




もう一つはこちら。

『可愛くてごめん』を死に物狂いで歌ってみた。HoneyWorks【 虹色侍 ずま】 - YouTube

虹色侍 ずま さんと言う男性の方が色々な歌手の歌を歌ってyoutubeにアップされているのですが、ずまさんの魅力は単に歌が上手いだけではなく、男性歌手の曲はもちろんの事、女性歌手で且つ「男性が歌うにはイメージ的にキツイのでは」なポップでカワイイ曲を歌いこなしてしまう事です。

その最たるものと個人的に勝手に思っているのがHoneyWorksの『可愛くてごめん』を歌った下記の動画です。この原曲は少女漫画的な大変可愛らしい絵とそれにぴたりと合った萌え系とも言える可愛すぎる声でひたすら『カワイイ事に貪欲』な女の子の心情を歌った、イメージ的にピンクにレースにリボン大爆発な歌なのです。が、ですよ。
本家は声と絵がとても可愛らしいんです。いや、それは素晴らしいのですが可愛いの2乗で愛らしさの暴力と言うか供給過多と言うか、言い方は悪いのですが【あざとさ】も感じられてしまうんですよ。
それが男性が歌う、それも「ランナー」を歌う爆風スランプ並みの可愛いの欠片もないハスキーヴォイスの男性がロックテイストで激しく歌い原曲イメージを吹き飛ばす事で、過剰な可愛さが沈静化され、逆にこの歌詞の良さが伝わりやすく「この歌いいじゃん」に変換されるのです。
しかもずまさんご本人の声とキャラと原曲のテイストが180度違うのに、ずまさんがずまさん節で素晴らしく歌いこなして自分の歌にしてしまっているのがすごい。

こちらも先のリアルアキバボーイズさんの感想と被りますが、男性が女性アイドル曲歌うと何故かオリジナル以上に可愛く思えてしまうんですよね。筆者は『可愛くてごめん』が聴きたくなるとオリジナルではなくずまさんの方を何度もリピートしています。


原曲に申し訳ないのでオリジナルもこっそりアップしておきましょう。絵・歌詞・歌声・音楽が可愛さの4重奏です。聴けばわかる。

可愛くてごめん feat. ちゅーたん(CV:早見沙織)/HoneyWorks - YouTube


オリジナルはデータとしてamazonで販売もされていますが、筆者はずまさんVer.が欲しいなあ。


と言う訳で、今回は【男性が女性アイドル曲を踊る/歌うと女性以上に可愛く見えてしまう動画】のおすすめでした。

何度も見ていると本当にどちらも可愛く見えてきます。皆さんも新しい扉を開いちゃってください!

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