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上田市「信州蕎麦の草笛 上田お城前店」ざるそば多めと甘いだし巻き玉子

店名 信州蕎麦の草笛 上田お城前店
場所 長野県上田市大手2-7-6
電話 050-5593-1282
ジャンル 蕎麦屋
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「ざるそば 多め」850円、「だし巻き玉子」400円


戒め
とは間違いを犯さないように前もって注意を与えておくこと、あるいは罪を犯したことに対して罰を与えることを意味する。いわゆる十戒なんてものはそのまんま神様から与えられた「人としてやってはいけない事」で、

1.主が唯一の神であること
2.偶像を作ってはならないこと
3.神の名をみだりに唱えてはならないこと
4.安息日を守ること
5.父母を敬うこと
6.殺人をしてはいけないこと
7.姦淫をしてはいけないこと
8.盗んではいけないこと
9.隣人について偽証してはいけないこと
10.隣人の財産をむさぼってはいけないこと 

これは「モーセの十戒」だが、神様はなかなかよい事をおっしゃられているではないか。1〜3はユダヤ教ではないからよくわからないし、4は毎日が日曜みたいなもの、そして7は大いに破ってみたいがあとは概ねその通り、日々言われずとも守っている事でもある。

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ああああ
また話がそれた。こんな事をしているから長くなるだけなのだ。無駄話は避けていかねばならぬと厳に戒めねば。

いつも私が戒めとしているもの、それは固定観念をもって事にいどむなという事だ。世の中いろいろあるが、なにがつまらないといって固定観念をもって事を決することほどつまらない事はない。
「こうでしかない」
「このように進めるべきだ」
と、宗教行事以外で慣例や習慣に固執することは、つまるところ価値観の押しつけに過ぎず、行き過ぎればトラブルにしかならない。当然そこには新しい発想もない。完全にダメだとは言わないがあまりよい事もない。

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とはいえ私のようなロクデナシが固定観念に捉われていないわけがない。数は少ないが、これだけは大いにこだわりたい。人間関係を破壊しようと、社会体制を打破しようとこればかりは曲げるわけにはいかない。それは

「玉子焼きは甘くなければならない」

この場合洋風のオムレツやスクランブルエッグなどは除く。オムレツにケチャップは必須でしかないのだ。

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とにかく玉子焼き、出汁巻き玉子の類は甘くなければならぬ。玉子のみの甘味?たしかにわかる、あれは美味いものだ。ウッチー率いるのどか牧場の玉子は、それ以外は雑味にしかならぬ。それは理解出来るのだが、出汁巻き玉子だけは甘くなければならないのだ。なぜならば私は甘い甘い玉子焼きで育ったからに他ならない。母親の調理した甘い甘い甘い玉子焼きは至高のもの至福のもの。マザコンと言われればまさにまったくその通り、否定はしない。玉子焼きは甘くなければならないのだ。


「信州蕎麦の草笛 上田お城前店」

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上田市街地をふらふらしている時のこと。もちろん昼食を摂取する場を探しているのだ。あちらこちら目移りしてならず、さぁどこに決めようかなと上田城址公園に差し掛かったところですぐ脇にある草笛が目に入る。そういえばここは出来てから10年は経っているが一度も入ったことがない。よしここだ。


「ざるそば 多め」850円

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もりそばとざるそばの違いは、つゆに味醂が入っているいない(甘口辛口の違い)、海苔がかかっているいないと諸説あるが実際のところはわからない。こちらのざるは後者で海苔がかかっている。草笛らしい鰹節のしっかり利いたつゆに海苔の磯くささが加わると味が一層引きたつ。

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多めというのはそばの量のこと。中盛り大盛りにするとエラい目に合うので、中盛りの下というのはじつに具合がよい。


いつもならここにかき揚げを注文するのだが、メニューの裏面にあるものを発見する。よしこれだ!!!


「だし巻き玉子」400円

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ピシッと角の立った黄色のふわふわ。そもそも蕎麦屋の出汁巻きは酒のアテと決まっている。大根おろしが添えられているのもらしくてよいのだが、ひと口食べてあらびっくり。甘いのだ。ほんのりではなくしっかり砂糖甘いのだ。母親のものほどではないが、こよ甘さはじつによろしい。よろしすぎて涙が出てきそうだ。おーーーい!白飯ちょうだいな!!!

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ああ美味かった楽しかった嬉しかった。甘い甘いは幸せだ。とても素晴らしい。玉子焼きはかくあるべし。

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