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自己紹介とNoteを始めるきっかけ

あらたま(ARATAMA Factory)は大企業で事業を作ってから大学発スタートアップに参加し、楽しくなって自分でもスタートアップを作ってしまった人間が作った会社です。

自分の立ち上げたスタートアップでは、「正しい場所に価値を届ける」ことをミッションにサービス開発などの活動をしています。

その活動の中で、世の中の研究者が頑張って研究した結果をもっと社会に身近にしたいという欲求が出てきました。
これは、私自身が大企業の時から大学の面白い技術を利用して事業化を行ってきた原体験から来ているかもしれません。

昨今、様々なニュースを見ると日本の研究者の地位が昔よりも下がってきているような記事を拝見します。これの一因として、研究結果が社会貢献に反映されてきていないことがあると思います。私が大企業にいた時でさえ、20年間研究所から生まれた事業がないとまで言われていました。
ではなぜ研究結果が、社会貢献に結び付きにくいのか。
この課題に取り組んでいる機関があります。フラウンホーファー研究所です。大学の研究はダイヤの原石で、磨かなければ民間企業がその有用性を気づくことができないからです。(別の言い方をすれば民間企業にとって、リスクが高い)

フラウンホーファー研究所の役割
https://www.fraunhofer.jp/content/dam/japan/ja/documents/About%20Us/201904_Brochuer_ROJP_web.pdf

フラウンホーファー研究所の取り組みは非常に参考になる取り組みで、実はヨーロッパでできた技術は幅広く世界に広がっていっています。日本企業もその恩恵を受けております。

私たちもフラウンホーファーのような取り組みを微力ながら行っています。

では、これ以外に、研究結果が社会貢献につながりにくくしている要因はないのでしょうか。

考えれば腐るほどあると思いますが、そもそも世界の研究者が何の目的で何をやっているのかが見えていないところが大きな原因であると考えています。

見えてないから、研究の価値がないもののように扱われてしまう。
見えてないから、技術活用も広がらない。
見えてないから、企業の感度の高い人・困っている人に伝わらない。
見えてないから、知らない間に技術的な差が生まれる分野ができる。

私たちは、たまたま多くの論文を読む機会があるので、NOTEを通じて、
網羅的に世界の科学・社会学論文のサマリーを数分程度で読める形でライフワークとして展開します。
これにより、今世界に必要な研究がされていることが可視化され、研究の社会的意義が高まります。それと同時に事業アイディアを刺激を刺激し、社会実装への展開への一助になればと考えております。

openな情報の範囲で、毎朝7時に公開していきます。
興味のある論文雑誌があればコメントで教えていただけると幸いです。