見出し画像

干支神社めぐり~名古屋・大須に福兎あり

 2023年は卯年です。神社の御朱印を集めているわけではありませんが、毎年、干支にちなんだ神社仏閣を探すのは楽しいものです。
 卯年のウサギを祀った神社が名古屋市中区大須にあります。12月14日に早々と参拝に訪れました。名前は三輪神社ですが、境内には福兎の石造があり、「幸せのなでうさぎ」の高札が立っていました。若い女性参拝者が、うさぎの形をした絵馬(絵兎?)に良縁を願って奉納していました。

福兎の台座に座る幸せのなでうさぎ©aratamakimihide

 この神社のHPによると、御祭神は大物主神で、神話「因幡の白兎」に登場する大国主神。うさぎは神様のお使いであり、なでることで幸運がいただけると高札にありました。
 干支神社は名古屋市内に限っても、いくつか有名なところがあります。西区には伊奴(いぬ)神社があり、安産祈願で知られています。北区の住宅地のなかには羊神社があります。戌年や未年には地元メディアも盛んに取り上げています。
 こうした干支神社めぐりですが、私が新聞記者のころはあまり騒がれることがなかったと記憶しています。私自身、干支と初詣を絡めて記事を書いたのは、1997年の丑年を前にした96年暮れ。牛なら千種区の上野天満宮や北区の山田天満宮、中区の桜天神社が有名ですが、合格祈願のイメージが強く、当時はあまり知られていなかった南区の牛毛(うしげ)神社を紹介してみました。知人が神主を務めていたご縁もあって、ウシつながりで選んだことを思い出します。

ビルに囲まれた場所に鎮座する三輪神社

 来年の初詣は、久々にぎわうことが予想されます。三輪神社のある場所は、ビルに囲まれた目立たない場所ですが、なごや飯を代表する味噌カツの「矢場とん」本店のすぐ南という好立地です。近くにお勧めしたい店「ステーキせんだ」もあります。
 私が参拝していたときも、おいしい匂いがしていました。
(2022年12月28日)
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?