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もう「平成レトロ」~ストリングスホテル名古屋でファミリーブッフェ開幕へ

 ストリングスホテル名古屋(名古屋市中村区)で7月15日から「平成レトロファミリーブッフェ~あの頃にタイムスリップ」が夏季限定で開催されます。
 先行試食会では、1990年代の平成初期をテーマにして、当時流行したナタデココを使ったサラダなど、シェフが工夫を凝らした料理とスイーツが並んでいました。

撮影ポイントにはルーズソックスやたまごっちも

 会場入り口にはラムネなどのドリンクコーナーがあり、平成おもしろ年表やルーズソックスをはいた女子高校生のパネルのあるフォトスポットも。ファミリーで楽しめるように、親世代が遊んだスーパーファミコンやルービックキューブなど懐かしのアイテムも並んでいます。
 ホテル側は「平成初期にタイムスリップした感じで楽しんでもらえたら」と話し、先行試食会のアンケートを基に本番開幕に備えています。期間は8月27日までの土日曜日などの特定日開催。料金は大人5500円、小学生2000円、3~5歳1000円、0~2歳無料。
 このイベントは、Z世代という20歳代半ばの若者たちが平成レトロに注目した企画だそうです。

平成の主な出来事やヒットした食べ物、ドリンクを説明するホテルの映像資料

 平成の初期(1989年~2010年)は、任天堂の携帯型ゲームボーイが発売され、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」が平成2年にスタート。平成17年は愛知県で「愛・地球博」(愛知万博)が開かれています。「たまごっち」もブームでした。 
 ホテルが掲示した平成年表には、当時のヒット曲も紹介されています。平成2年の「おどるポンポコリン」や安室奈美恵、サザンオールスターズ、福山雅治、宇多田ひかる、コブクロなどのヒット曲が思い出されます。
 さらに「大人のふりかけ」とか、ティラミス、ラー油といったヒット商品もレトロ感があるようです。PHSやガラケー全盛だったので、スマホが当たり前の通信手段の変化にも驚かされます。
 企画を担当したホテルの山田智史さんは「平成レトロの理由のひとつは、魅力的なデザイン。それとネットではなくリアルにコミュニケーションをとっていたことがブームの根底にあるのでは」と分析しています。
■「もうはまだなり まだはもうなり」
 株式の世界の格言のひとつです。株価が「もう底だ」と思えるようなときは、まだ下値があるのではないかと一応考えてみなさい。反対に「まだ下がるのではないか」と思うときは、もうこのへんが底かもしれないと立ち止まってみてはどうかというものです。(日本証券業協会のHP参考)。
 私も立ち止まって考えてみました。
 「もう平成レトロ」と驚きつつ、「まだ昭和レトロも捨てがたい」と思うのは、60歳代だからでしょうか。
(2023年7月6日)

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