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輝く信州人~メッセナゴヤと長野大物産展

 日本最大級の異業種交流会、メッセナゴヤのリアル展示が名古屋市港区のポートメッセなごや新第1展示場で開幕しました。愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくる実行委員会が主催し、今年が17回目。800を超える企業・団体・自治体の出展がありました。
 私は2日目の17日、会場で長野県から出展している「辰野町・辰野町商工会」のブースと「千曲市産業支援センター」のブースを訪ねました。
■辰野町から7社・団体

アルミ切削加工技術を生かした酒器を展示した「りぶら」など辰野町のブース

 辰野町からは町役場、商工会工業部会と企業5社の7社・団体が出展しています。アルミニウム合金の鍛造から切削まで一貫生産している河口工業(辰野町伊那富)は、アルミ加工技術を生かした「世界にひとつだけの酒器」を展示しています。 同社の販売元の「りぶら」(茅野市)の五味秀仁代表は「金額を決められた製品ではなく、付加価値を高めて自分たちで値付けができる商品を作りました」と話していました。
 空気や手袋除菌システムを提案しているワークソリューション(辰野町平出)は、コロナ禍でニーズの高い製品を展示していました。嶋田清美・新規開拓事業部長は、紫外線を使った手袋除菌装置の実演を見せてくれました。
■月の都 千曲

自社部品を各所に使った鉄道ジオラマで人気のシナノセイケンなど出展する千曲市のブース

 千曲市は基板設計から製品化まで担うシナノセイケン(千曲市杭瀬下)が、自社部品を使って鉄道ジオラマを展示して関心を集めています。ブースでは千曲市を知ってもらうためのクイズもあり、「姨捨山」「更科」「生萱」「寂蒔」などの難読地区が読めると、千曲市キャラクター「あん姫」関連の景品をもらえます。
 メッセナゴヤは18日まで。オンラインでは30日までビジネスマッチングが続きます。
■名鉄百貨店で「長野大物産展」始まる

小川の庄の縄文おやきには長い行列ができていた

 名古屋市中村区の名鉄百貨店7階特設会場で、信州のおいしい、うれしい商品を集めた「長野大物産展」(22日まで)が開かれています。昨年より4店舗多い30店舗となり、盛況でした。名古屋長野県人会のLINEでも呼びかけ中です。
 私は、行列のできる小川村の縄文おやきに20分並んで、野沢菜やあずき、かぼちゃ、切干し大など7種類すべて購入。野沢菜は、これまで食べた中でも秀逸でした。
 伊那谷の駒ヶ根市が力を入れている駒ヶ根のソースカツどんも久々に食べました。さすがに戸隠そばは行列が続き、次回にとっておくことに。

たっぷりとして、軽い大名椀など漆器が並ぶ中村漆器店のコーナー

 県人会の会員のひとりは、中村漆器店(塩尻市)で漆器茶碗を買って早速LINEで喜びの報告がありました。私もここの店主お勧めの大きめの漆器の大名椀が欲しくなりました。
 名産品コーナーには50種類を超える商品が並んでいます。売り場担当者の祖父母の出身地は私と同じ飯田市。ふるさと信州との思わぬ出会いも物産展ならではです。 
(2022年11月17日)

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