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ラピュタへの道27 今年最大の発見編

12月27日。今年最後のライド。
夜明け前。満月が正面からワイを照らす。
晴れてよかった。風も弱く最高。寒いけどね。

昨日のうちから決めていた。今年最後のライドはラピュタでしょ。
このブログを始めたわけだからこの決断に異論はありません。賛成さんせーい。と脳内ボッチ会議でも満場一致。
ワイの今年最後のラピュタへの道が幕を開ける。

自分のブログを振り返ってみると、今年の4月から始めていた。
ブログもラピュタ坂への挑戦も。ナンカゲツモイッテイナイケド…。

桜咲く頃だったなぁ


ブログなんぞを始めて何になると時々思ったりもするのだが、何も記録などしていなかった頃に比べると、確実に刻まれた記憶の量は増えた。

何気でヤビツも2回くらい行ったし。


印象に残っている景色、峠、ダウンヒルでのスピードや寒さ、林道の匂いや静けさ、出会った野生動物、もちろんラピュタでの敗退や勝利。

鹿が一番遭遇したかな。


ブログをやっていなかったら、半分以上は記憶から消えていたかもしれない。
そう思うとブログを始めて良かったなぁ、ロードを始めて良かったなぁとしみじみ思いながら多摩サイを北上する。
満月に照らされながら、今年一番印象に残ったライドは何かなぁとつらつらと回想する。

ラピュタ初登頂成功は外せないし、富士山も行ったなぁ。

そうだCAAD10も手に入れたんだ。

でも一番は、先日の230キロライドかな。
1日乗っていたら体中が痛くなって、苦痛しかなくなるかもな、下手すりゃロードが嫌いになっちゃうかもな、なんて少々身構えていたのだが、何のなんの。
すごく楽しくて、ロードの素晴らしさを改めて感じたし、もっと長く走りたくなったし、走れる自信もついた。
本当に実りの多いライドだった。

嫁に内緒の1日ライド

と、ワイの2023ベスト・オブ・ライドが決定したりしながら高尾駅近くまで来た。
もう8時近い。

いつものように大垂水峠経由でラピュタ坂に向かうのは時間的に無理がありそうだ。
では表和田を登ってラピュタ坂?
そうすると和田登頂が9時くらい、そこから裏和田を降りてラピュタを登ってまた裏和田を登って帰る?

何度も登った和田峠

無理だ。12時をかなり過ぎるだろう。
予定変更。
和田を諦めラピュタを諦め(またかよ)、戸沢峠、七曲り峠を登って多摩川で帰宅。
ということにした。
年内最後のライドもまたラピュタに行けなかった…。

別に行きたくないわけじゃないけど、ま、いいか。

年の瀬に1年を振り返りながらのライドも乙なものだ。
と気持ちを切り替える。

順調に戸沢峠を越える。
ワイもロードを始めて3年半。これくらいの峠はワケなく登れる。
そんな自分が頼もしい。
誇らしいではなく頼もしいと思えた。

多摩川下り中。以前はここまで来るのも1イベントだった。

買って1年半のこのキャニオンもあちこちガタが来始めたけど、未熟さ故の故障は少なくなったなぁとも実感できる。

七曲峠も越えて睦橋通りから多摩川に戻りいつもの多摩サイを。

ファミマでのラスト休憩中、あほみたいな顔でシュークリームを食べていると、3人のロードが目の前を通り過ぎる。1分おきくらいに。
これだ。今年最後のイベントはこの3人全員を抜こう。

よし!やってやる‼
とシュークリームを一気食いしてキャニオンに跨る。
さぁ行こうぜ!銀の龍の背に乗って♪

でも1人も抜けず・・・
みんな速いなぁ。
まだまだキャニオンの性能を如何なく発揮できるほどの脚力には程遠いワイであった…。


これを書きながらこの日撮った写真を見ていて初めて気づいたのだが、

冒頭の写真の反対側の空。

そうか!満月って、太陽と月の直線上にワイがいるってことなのか!と気付いた50のワイ。
Wai Live In Universe!Understood‼
2023も暮れてゆく。

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