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ラピュタへの道22 今日は真面目にラピュタ坂編

向かい風が強い。いつものことながら。
でも帰りは追い風でしょうからプラマイゼロだすよね!
ワイにしてはポジティブ思考。がんばった。
涼しくなってきたせいか、早朝5時のサイクリングロードは人が多くなっている気がする。
ウォーキング、ジョギング、サイクリング?、犬の散歩、犬も朝日が眩しそう。
後ろ向きで歩く人、効能を聞きたいな。
登山用ストックを持ってリズミカルにウォーキングの中年女性、座ってスマホをイジる御老体、何を見てるのかな?
ストレッチをする人、仁王立ちの人、カメラで朝日を撮る人、接写で何かを撮っている人、1列で歩く無言の老夫婦などなど。
この時間に限ったら町中より人は多いでしょうな。

そんな中に混じってワイも多摩サイクリングロードを行く。ラピュタ坂を目指して。

多摩サイにも彼岸花


有名な大学のマラソンチームもよく見かける。
彼らは約10人1組縦列で軽快に走っている。
最後尾には自転車(ママチャリ)が1台。マネージャーかな?
マネージャーはワイが後ろから近づくとそれを察知し「自転車通りまーす!」とチームに伝える。
ワイはその横を「スンマセン…」的に抜いていくのですが、このときいつも迷う。
何か言ったほうが良いのだろうか?と。
すいませーんとか、あざーすとか。
しかし彼らはなかなかのスピードだし、こちらはスピードを落としているし、抜き切るまでは意外と時間がかかる。
せっかくだから、ナイスラン!とかファイトっ!とかの方が良いかな?とか考えるのだけど、結局、あ、どうも…失礼しまーす…みたいに、会釈とも恐縮とも言えない、まるで頭を叩かれることを察知した猫みたいに身を縮こませながら抜いていくのだった。今日も今日とて。
そんなチームを5チーム位やり過ごしながら多摩川を遡りつつ、ちょっとした自己嫌悪に陥りつつ、一人反省会が繰り広げられつつ、浅川に差し掛かる頃には「よし!次回は絶対ナイスラン!て言おう!」と一大決心をポジティブに誓うワイだった。今度こそ!

前回の、気になったところに行ってみるライドが結構気に入ったワイは「お?あの山の上のポツンとある四角い建物は何だ?」とか「あの煙突はごみ処理施設だな」とか「おぉ!あの4本の塔は何だ!ロード・オブ・ザ・リングみたいじゃん!今度行こう‼」などとサイクリングを楽しんでいると、前方から釣人が二人歩いてくるのが見えた。

すれ違う人々の中で最も緊張するのが釣人だ。
なぜなら手にして肩に立てている長い釣り竿から釣り針が垂れプラプラと踊っているんじゃ…と心配になってしまうからだ。
その糸がすれ違う瞬間にワイの目に…!とか、人差し指と中指の間に…‼とかどうしても考えてしまう。
もちろん釣人はそんな危険なことはしないだろうし、歩くときは針すら外してい歩くのが常識なのかも知れない。
今まで何十人、もしくは何百人かも知れない釣人とすれ違ってきたけれど、そんな経験は一度もないし見たことも聞いたこともない。
しかし何百人の中にはうっかりその常識を忘れてしまうほどの大物を釣り上げて意気揚々と浮かれ歩いている人がいたっておかしくはない。
そう思うとどうしたって必要以上にスピードは落としてしまうし、限界まで距離を取ってしまう。
この日もワイが針に引っかかることはなかった。
すいません大袈裟で。でも舗装路からはみ出んばかりに距離を取ったからからこそ、ロードバイクで綱渡りみたいにスピードを落としたからこそかもしれないYO!

しかし、その「引っかかる」というワードに何か引っかかった。
なんだこの感じ、とか思いながら加速する。
何度も通っていて違うとわかっているのにメリダのビルだと思ってしまう

このビル

「MAEDA ROAD」に「お!メリダのビル⁉」とハッとしなくなったな、と思った辺りでハッとした。

今日は健康診断だった。
14時から。やっべ。

何も食べちゃいけないのにフルグラ山盛り食べちゃったし、おしっこ摂るのも忘れたし、大体健診前に150キロ位走ってもいいのだろうか…?

…ま、いいや。
どういう結果が出るか興味深い。
今日何度目かのポジティブシンキングだったけど、すぐに「あ、でもこの先補給は少量の水だけしか許されないのか…」
と元日が、じゃなかった現実がのしかかってくるのだった。
水のみでラピュタに立ち向かえるのだろうか…?

ちょっと長くなってしまったので今日はここまでに。素人のダラダラ文はよくないですよね!

なんか足攣った


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