旅の記録(1)「東京秋田青森東京(前編)」(2023/07/26〜08/01)

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

このアカウントは読書用に作ったのですが、他の色々なことも記録に残そうと思い、旅行の記録もつけることにしました。
今回は第一回です。フォーマットは全く決まっていないので、手探りでやっていきます。

一日目 夜行バス


6日分の着替えを詰め込んだリュック

スーツケースを持ち歩くのが嫌なので、リュックに全てを積み込みました。
文庫本はサイズ比較用です。
ちなみに本は文庫本を5冊入れましたが、結局読んだのは2冊でした。

二日目 サグラダ・ファミリア展とホテル脱出(東京)

朝新宿に到着し、しばらく朝マックで時間を潰しました。
昼頃、東京国立近代美術館の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」へ。
サグラダ・ファミリアについては殆ど知識がありませんでしたが、ロマンだけは感じていたので良い機会だと思って行ってみました。

入り口の看板


画質が悪い解説パネル


ねじれる柱
これがいっぱい立つと森みたいに見える

以下、学んだことを箇条書き

・ガウディの三つのテーマ「歴史」「自然」「幾何学」
・ガウディが「粉砕タイル」考案
・19Cに「建築史」が誕生、以後過去の建築の再評価やリバイバル建築が流行
・スペインは中世にイスラム国で、キリスト・イスラムが800年共存
・19C後半、大型ガラスとモーターの出現により水族館誕生。当初は温度を保つ為地下に作られた(海底洞窟のようなイメージ)
・逆さ吊り実験(自然な幾何学)
・産業革命→格差拡大→信仰心の薄らぎが社会不安の原因だ→サグラダ・ファミリアを作ろう=貧しい人々の団体による聖堂建設
・初代建築家ビリャール・イ・ロサーノは建築業務の無料奉仕を申し出る
・2代目ガウディ「10年で完成させる!」→しかし8年後、巨額の献金を正面だけに使ってしまう。でもこれのおかげで世界的に有名に
・サグラダ・ファミリアは未完だが、クリプタ(地下聖堂)で礼拝できる
・ガウディは仕事後、夜のミサに行く途中、縁石に躓いて路面電車に轢かれて死ぬ。葬儀は遺言に従って質素に行われたが、弔うために集まった市民の行列は1.5Kmにもなった
・ガウディの彫刻は独特過ぎて設計図の作成が不可(?)

サグラダ・ファミリア展の後は、神保町のボンディというお店でカレーを食べました。とてもおいしかったです。また行きたいです。

前菜


チーズカレー

カレーの後は、東京ドームシティホテルへ。
宿泊と脱出ゲームが一体になったプランでした。
ネタバレ厳禁なので、詳細は省略しますが、面白かったです。

二日目 海展とアンリ・マティス展(東京)

二日目はまず、国立科学博物館の海展へ。
生命の誕生から人類と海の関わりまで幅広く紹介されていました。


高校の頃、数学の先生がよくジョークで使っていた「アカンソーデス」を発見


「マツカワ、お前、こんな姿になっちまって……」


高校化学で習ったなぁと懐かしくなった「コロイド溶液」この中に金が溶けていると考えるとロマンを感じます。高校生の頃は「テトラクロリド金(III)酸イオン」の水溶液を知った時に同じようなことを考えたなぁ。


ナガスクジラの模型でかかった

写真撮影自由だったのに、撮っていたのはこの4枚だけ。こうやって振り返るとろくなこと考えてませんね。
一応、ホエールポンプという、クジラが深海に潜ったり呼吸のために水面に出たりすることによって栄養素(プランクトン)が巡っているという話は覚えています。

以下、学んだことを箇条書き

・液体包有物=石英など鉱物の中に保存された液体の水を調べることで、昔の海の組成が分かる。ロマンがある
・チムニー=海底にある噴出口
・軟骨魚類は顎しか骨が無いからそこだけ化石に残る、硬骨魚類は全身化石が残る
・マリアナ海溝チャレンジャー海淵は10900Kmの深さ
・日本は全海洋の0.9%の容積だが、13%の海洋生物がいると言われる。様々な環境があるから
・カラフルな魚は南国出身っぽい(海水の透明度が高いから)
・黒潮=透明度が高くて青黒く見えるから
・親潮=プランクトンいっぱい→魚育つ
・マリンスノー=水面近くにいる植物プランクトン(光合成)の糞や死骸が沈む→深海生物(ナマコとか)の栄養に
・ゴミ拾いSNS「ピリカ」
・トクビレはおいしい


科博併設レストランのオムライス
値段の割に小さいと感じた

次に、都立美術館のアンリ・マティス展へ。

入口の看板
部屋の角を奥に置く構図が多かった印象
平行線が平行でないのも気になった


〈赤の大きな室内〉
よく見ると同じでない赤
輪郭がはっきりしているので、同じ赤だとどうなるのか気になった

以下、箇条書き

・平行線や色使いについては、〈金魚鉢のある室内〉が最も印象的だった。窓の外の風景の青色が室内の金魚鉢の水の色と同化していた。
・彫刻〈The Back〉において、「人物が背景と一体化しつつ、吸収されないギリギリの境界」→これは三枚目の写真の絵で感じたこと。だからこそ全く同じ赤だとどうなるのか気になった。
・切り紙絵「ハサミでデッサンすること。色の中に生で形を切り抜いていくと彫刻の直彫りを思い出す」

この後、夜行バスで秋田へ。

三日目 久保田城跡、稲庭うどん、ババヘラアイス、きりたんぽ(秋田)

銭湯が10時からだったので、先に久保田城跡へ。千秋公園という広い公園の中にありました。


明徳館
御隅櫓(おおすみやぐら)からの景色
このスカスカ感が少子高齢化


公園内に良い感じの滝


昼食は日本三大うどんの一つ
「稲庭うどん」
秋田駅前の八代目佐藤養助にて
うどんはとてもおいしかった
天ぷらは頼まなくても良かったかも


秋田の電車は青とピンク
これも地味に良い思い出
岡山は黄色のイメージがある


道の駅ポートタワーセリオン


展望台からの景色


展望台からの景色2


ちょうどイベントをやっていた
なまはげが和太鼓パフォーマンス


桃鉄で知ったババヘラアイス
ババ(婆)がヘラで乗せるからババヘラアイスという説の通り、おばあさんがヘラで作ってくれた
味は普通においしかった


大館駅から歩いて「元祖むらさき」へ
お通しの鶏皮ぽん酢と生ビールが美味い


本日のメインディッシュ
秋田といえば、きりたんぽ
思ってたよりもちもちで、ビールにも合う
店員さんも良い人で、最高のお店
また行きたい


きりたんぽ単体

その後、宿に無事到着。
次の日は始発で三内丸山遺跡に行く予定が、寝坊。しかし、これが怪我の功名だった。
次回、「青森から再び東京へ」

(後編へ続く)

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