アーティストデート(1)「琵琶湖オカリナフェスティバル」(2023/08/06)

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回は読書感想文ではなく、アーティストデートの記録です。
アーティストデートとは、ジュリアン・キャメロン著『ずっとやりたかったことをやりなさい』で紹介されている、創造性を回復するための課題です。
毎週一回、二時間程度の自分の為の時間を言います。
これを継続するために、noteを使って記録をすることにしました。
どこまで続けられるかわかりませんが、やってみようと思います。

記念すべき第一回は、オカリナフェスティバルです。
私は高校生の時に始めたオカリナをほそぼそと独学で続けていますが、オカリナのコンサートなどには一度も行ったことがありませんでした。
今回、このオカリナフェスティバルを偶然見つけたので、行ってみることにしました。
アマチュアの方による演奏会のような形式で、一組約10分の演奏でした。
最後にプロのホンヤミカコさんのミニコンサートもありました。

感想

とても良かったです。
少し家を出るのが遅くなってしまい、第三部から聴き始めたのですが、最初が小学生四人組でした。
なんと舞台裏からアルゴリズム行進を吹きながら登場。最初から意外な展開で楽しませていただきました。
緊張している子もいれば、リラックスして楽しんでいる子もいて、素敵な四重奏に癒やされました。

次の組の方は三人組で、特に最初の一曲がとても好みでした。
アイルランド民謡の「ダニーボーイ」という曲ですが、バスオカリナがぽわぽわと温かい音色でリズムを作っていて、とても良かったです。
帰ってからネットで検索して原曲を聴いてみましたが、想像以上に雰囲気が違いました。
オカリナアンサンブルで聴くことができて本当に良かったです。

他に印象に残っているのは、「なんだかドラクエの曲っぽいなぁ」と思ったら、すぎやまこういち作曲の「学生街の喫茶店」という曲でした。
あとは「この人なんかめちゃめちゃ上手いな??」と思ったら、プロの方が賛助で演奏されていたことを後で知りました。

全体を通して思ったことは、オカリナ演奏は個性がとてもよく出るということです。そもそも焼き物という性質上楽器の個性が強いというのもありますが、息がダイレクトに音に反映されるので、奏者の心がよく表れるのだと思います。
先に述べた緊張も勿論ですが、アンサンブルでは調和を重視する人、間違えないように頑張っている人、高音をよりクリアに響かせようと意識する人、上手い演奏をしようとする人、とにかく楽しく演奏しようとする人、などなど。
プロの演奏は流石に上手でしたが、それ以外の方も個性があってそれぞれ良いなぁと思いました。
これはアマチュアの演奏会ならではの楽しみかもしれません。

今回他人が吹くオカリナの生演奏を初めて聴きましたが、何とも言えない温かいような頼りないような音が、他の楽器に代えがたい音色で、とっても愛おしく感じました。
また、自分はクリアな音(例えばオオサワオカリナのような)よりも、籠もった音の方が好みなんだなということにも気づけました。バスオカリナは持っていないので、いつか買ってもいいかもしれません。ティアーモのクォーレが可愛らしくて気になっています。

最後に、今回ホンヤミカコさんの伴奏でアイリッシュハープを聴きましたが、こちらもとても素敵な音でした。
一つ一つの音が粒のようで、水の滴が零れるような美しさでした。イメージとしては「君の名は」の「グランドエスケープ」に近いです。
ハープが水属性で、オカリナはものによって木属性や風属性かなぁ、などと考えました。

おわりに

最近あまり自分では吹いていなかったので、また吹きたくなりました。
仕事が追いついたら、ちゃんと習うのもいいなと思いました。

ということで、今回はアーティストデートの記録でした。
できれば毎週投稿したいと思っています。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

追記

結局この日しかアーティストデートの記事は書きませんでしたが、アーティストデート自体は続けています。
今後、もっと気楽に考えて週1ペースで投稿できたらと思います。
今週は今のところお散歩をする予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?