3周年記念note

こんにちは、笛の人です。
読んで下さってありがとうございます。

このアカウントでnoteを書いて、三年が経ったようです。
せっかくなので、記念noteを書いてみようかなと思いました。

まず思ったことは、文章力が全然上がっていないなぁ、ということです。
これは、あえて「上手く書こうという意識を無くそう」と思っていることも原因の一つだと思います。
でも、「文章力が全然上がっていないなぁ」と思ったということは、文章力を上げたいなぁと思っているということだと思います。
それは恐らく純粋な向上心ではなく、見栄を気にする低俗な精神から生じた虚栄心だと思います。
このnoteは自分の思ったことをそのまま書いて記録することを第一の目的としているので、上手く書く必要はありません。むしろ言語による思考をできるだけ率直に文章化することが大切です。
なので、このnoteは「〜思うなぁ」と思ったら「〜と思った」と書くのが正解であり、この記事はその点をきちんと押さえて書くことができています。えらい。

次に、下手でも続けられているのは良いことだなぁ、と思いました。えらい。
継続は力なり、という言葉がありますが、ちょうど今日、これを考える機会があったので書いてみます。
今日、とある高校の美術科の卒業制作を観たのですが、幼い頃から自分が夢想していたキャラクターや世界観を表現している人が多くいました。
最初は「そんな幼い頃から色んなアイデアを育ててきて、それを表現しているのはすごいなぁ」と思っていたのですが、そういえば自分も昔は色んな夢想をしていたなぁ、と思いました。
では、私とその高校生達の違いは何か、と考えてみると、私は頭の中で想像するだけで終わってしまったのに対して、高校生達は昔から想像を絵という形で具現化していたことだ、と思いました。頭の中の記憶はどんどん消えていってしまいますが、絵という形で残すと、いずれそれを思い出してまたその上に創造を積み重ねることができます。そうして18歳まで積み重ねてきた世界観の表現が、それぞれの卒業制作となっていたのでした。
これはキャラクターや世界観を絵で表現すること以外にも当てはまります。
つまり、頭の中で考えたこともいずれ忘れていってしまいますが、こうやってnoteに書いて残しておけば、いつか読み返した時に、その思考の上にさらなる思考を積み重ねることができるのです。
やがて厚みを増していくと、それは思想と呼ぶに足るものになるのではないかと思います。
私は昨年、このことに気づいたので、今年の大きな目標の一つに「具現化する」というものを掲げています。
色んなアイデアを思いついたら、とにかくそれを形に残してみる、ということです。
例えば今年は「編み物をやってみたいなぁ」と思ったので、ひとまずコースターを編んでみました。このコースターという具体物が家にあるおかげで、私はまた編み物をしようと思うことができます。そして先日編み物の本を買ったので、また一つこのことに対する具体物が家に増えました。
また、思考に関しては週一回一時間以上、「哲学の時間」を取ることにしました。これは自分の考えたことを思うままにノートに書いていく時間です。大したことを書けないことも多いですが、後で思い出したいなと思った所には赤線を引いておくことで、後でそこからまた思考を発展させることができます。
あとは物語のアイデアを小説という形で具現化する試みも始めました。小説は数年前から書きたいと思いつつ行動に移すことに苦戦していましたが、最近やっと少しずつ筆が進むようになってきました。
あとは昨年買った「はじめてゲームプログラミング」というゲームでは、「こういう組み合わせでこういう仕組みを作れるのでは?」というアイデアを試せるので、今年も一つはゲームを作りたいです。
他にも短歌であったり、日記であったり、日々の目標の達成シートであったり、何かと具現化することを今年は意識しています。
今日、高校生達の卒業制作を見て、この具現化を続ければ10年後くらいには今より成長できるはずだと信じることができました。これも、作品という具体物を見たことによって背中を押してもらえたということなので、やはり具現化は大切です。私もいつか自分が具現化したもので、誰かの背中を押したり、何か人の為になるようなことができたらいいなと思います。

最後に記録的なことを。
このアカウントでは読書感想文を主に投稿していますが、3年で379本となりました。大体1年でのべ125冊程度の本を読んだことになります。
この調子でいけば、4年で500冊、8年で1000冊を読むことができます。
最近、ようやく乱読の効果が実感でき始めてきたので、さらに今の倍以上の書物の知見が自分の中に入ると考えると、ワクワクします。
今日もまた一冊読み終えました。
読書も読書感想文も、今後とも楽しく続けていきたいです。

ということで、最後まで読んで下さってありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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