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絵は描けないので。


あいうえおかきくけこ

句点はナシ。


バカ、でも、うずまき、でもいい。

でも、やっぱり句点はナシ。



こんにちはこんばんわ、はじめまして。

は、なのかな? わ、なのかな? 教えてたもう。

なんて、義務教育の無残を晒すばかりの腰の引けた平等の使い分けはさておき、ボールペンの試し書きみたいな書き出しから失礼いたします。


人生の何やらかの二打席目、引きずる気分は膝の先もすっかり砂にまみれた五打席目。

世界緊急放送システムの発動はまだですか?

なんてマッドな話題にもまんまと心奪われるピュアな劣情を心の奥に仕舞い損ねる半世紀にちょっと足りない甲斐性の蓄え損ね、とはわたしのことです。

のっけから大根おろしで指まですりおろす迂闊さまみれ語彙まみれで実に申し訳ないです。


以後、人様よりだいぶ足りない経験と知識と甲斐性と何よりひ弱な経済力こそが思いつかせるこの世への”どうかしとるよ”といったキャンキャンたる負け犬的ヒステリーを、オブラートと間違えてパラフィン紙で包んで飲んでもそこそこ効きそうなバイ○グラ半錠を彷彿させる普通に生きていればあんまり必要ないけど見過ごしちゃうのはちょっと不安、といった日々の隙間に消え入るすかし屁みたいなつまづきに化かして、全国中学生作文コンクールに送り付けて叱られたがるような動機と文体にうつつを抜かしつつ鬱陶しく且つシニカルでもない心許なさで、ときどき気が向いた途端に書き綴ったり綴らなかったりしていくものらしいです。


課題はすでに浮き彫りでも、どうかキライにならないで。



お目汚しのほど、先んじて陳謝しながらすっとぼけたわたしの右手はあなたのスネを獲物の如く掴むけれど、ムダ毛処理の行き届いたその清潔な有り様に返り討ちの如くモロくちゅるりと逃します。


逃げないでたもう。




コロナ元年 頑丈に良き日(ポジティブ)






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