「矢車草が咲いてきたよ！」

と、実家の母から写真が送られてきました。

私が良くハーブとして矢車草を使用しているので連絡してきてくれたみたいです。
実家へ帰って頂いてきました。

ハーブティーとして頂くだけでなく
生花、洗眼用、ハーブチンキなど
実はたくさん使える矢車草。
皆さんにちょっとご紹介します✨

矢車草とは

日本では矢車草(ヤグルマソウ)、矢車菊と呼ばれていますが
海外では「コーンフラワー」が一般的です。
ただ、同じ「コーンフラワー」でも「トウモロコシ、または小麦の穀粉」がありますのでご注意を。

昔、麦畑に咲いていた花ということでコーンフラワーと呼ばれるようになったと言われています。
半人半馬のケンタウロス(ケンタウルス)が発見し、傷を癒すために使った花とも。
古代エジプトでは魔除けとして使われていましたし、ツタンカーメンのお墓にも使われていたそうです。
マリーアントワネットが好んだ花でも有名ですね。

1番有名なのが、昔ドイツ(プロイセン)のルイーズ(ルイーゼ)王妃がプロイセンにナポレオンが攻めてきた時に麦畑に隠れ、不安を抱える王子たちにそこに咲いていたコーンフラワーの花冠を作って慰めてあげていたことが始まり。
それから「皇帝の花」と呼ばれ、現在でもドイツの国花となっている。

海外では高貴なイメージが強いようです。
ハーブとして使われていることが多く、特に青いサファイアブルーのコーンフラワーは高級品。
世に出回っている青い矢車草とは全然違うのだとか。
一度目にして見たいですね✨

矢車草のハーブとしての効能

矢車草にはアントシアニンが含まれていて、消炎作用があるということで
冷ましたお茶で目を洗うと眼病予防、充血、疲れ目に良いと言われています。

眼のハーブではアイブライトが有名ですが、矢車草も「メガネいらず」という名前があるくらいですので、アイブライトの代用にも使えます。

また、抗酸化物質も豊富でクマリンも含まれているので
アンチエイジング、肌のくすみ、血流改善、リンパ液の循環を良くする、利尿作用、むくみ軽減、リウマチ、関節痛、肩こりにもいいそうです。

ただし、キク科アレルギーを持っていらっしゃる方は避けてくださいね。

↑こんな綺麗な色ですが
↓お茶にしても青くなりません☺️

温度によってお茶の色は変わるそうですが私が試してもあまり変わりませんでした(੭ ᐕ)੭
品種によるのかもしれませんね！

ちょうど今、矢車草の季節なので是非眺めるだけではなく体にも取り入れてみてください✨

矢車草を育てたことがある方ならわかると思いますが
矢車草って生命力凄いんですよね！
ハーブや薬草に使われている植物はどれも生命力がすごい。
それ程の効能を持っているということなんだと思います。

雑草には詳しくないですが生命力のある雑草も実はすごい効能を持ってたりして！？
散歩で雑草を見かけるたびに思っちゃいます😂
詳しい方是非教えてください✨