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ardor

雷に打たれ、私は今までの自分とは全く別なものに変わってしまった。
その時の衝撃を忘れぬように胸に永遠に刻みたい。
そして歩み続けたい。
天からもたらされた炎は私の身体を通り、足の裏から地中深くへと至り冥府の富となった。
永くしずかに燃える青い炎を心臓に宿し続け、
私は天と地のはざまで、何者でもない色を顕現するのだ。

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