構造【鋼材・金属/特徴】

炭素含有量

  • 炭素含有量が「増える」:伸び(粘り強さ)は「低下」

  • 炭素含有量が「増える」:引張強さは「高い」

  • 炭素含有量が「増える」:降伏点は「高い」

16244、18254、26293、30291、03291

合格ロケットのコード

シャルピー衝撃値

  • シャルピー衝撃値が「大きい」:破壊に要するエネルギーが「大きい」

  • シャルピー衝撃値が「大きい」:吸収エネルギーが「大きい」

  • シャルピー衝撃値が「大きい」:素材が強く粘り「強い」

  • 試験温度が「低い」:吸収エネルギーが急激に「低下」
    ※脆性的な破壊が起きる

  • 硫黄の含有量が「少ない」:シャルピー吸収エネルギーの「絞り値」は「大きい」
    ※絞り値が「大きい」:性能が「良い」
    ※参考サイト:建築学生が学ぶ構造力学

シャルピー衝撃試験とは
切欠き試験片に衝撃力をかけ、破壊に要したエネルギーの大小によって衝撃破壊に対する抵抗力を評価する
※参考サイトトトがんばる

16242、20254、23293、24294、26292、29293、02291

合格ロケットのコード

含有成分の影響

  • P(リン):鋼材の衝撃特性に悪影響

  • S(硫黄):鋼材の異方性、板厚方向特性に悪影響(絞り値が大きい)
    ※鋼材の靭性に悪影響

21291、23294、24294

合格ロケットのコード

鋳鉄(ちゅうてつ)

  • 炭素量が多く、曲げモーメント及び引張力に対して脆い

  • 圧縮の許容応力度のみ規定され,その他の応力が生じるときには使用できない

17251

合格ロケットのコード

焼入れ

  • 金属に高熱を加えて高温状態にし、急冷することで硬化させる

    1. 鋼は「フェライト(純鉄)」と「セメンタイトやパーライト(鉄と炭素の化合物)」という比較的柔らかく粘り気のある組織で形成

    2. 熱することで「鉄」「炭素」「微量元素」を溶かして、均一に混ぜ合わす(オーステナイト変態)

    3. その後、冷却することで強度を高まる(フェライト変態)

  • 焼き入れ後は、「靭性」は「低下」

18251、26294

合格ロケットのコード

調質鋼

  • 製造工程において「焼入れ焼戻し」の熱処理等を行った鋼材
    ※調質:ある範囲の硬さにするための熱処理
    ※結晶粒子を微細にして材質を調整

  • 靱性などが「向上」する

24292

合格ロケットのコード

熱間圧延鋼材の強度

  • 圧延加工:「2本のロール」で材料を圧縮し、「塑性変形」を加える事で板厚を「薄く延ばす」塑性加工方法

  • 熱間圧延:材料を高温にして軟化させて圧延
    ※温度は、「硬化」を起こさ「ない」温度

  • 板厚方向(Z方向)の強度:圧延方向(L方向)や圧延方向に直角な方向(C方向)に比べて「小さい」

  • 参考サイト:JX金属

25291、29292、03292

合格ロケットのコード

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