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コロナ在宅記 その❺ 〜今は正論を振りかざす時じゃない〜

昨今「自粛警察」という言葉がメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。

自粛警察(じしゅくけいさつ)とは、新型コロナウイル感染症(COVID-19)の流行によって生じた社会的風潮のひとつ。新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言後に、行政による外出や営業などの自粛要請に応じない個人や商店などに対して、誤った正義感や嫉妬心、不安感から私的に取り締まりや攻撃を行う一般市民やその行為・風潮を指す俗語・インターネットスラング。「自粛ポリス」ともいう。自粛はあくまで自分の意思で行うべきものであり、他人の行動に干渉すべきではないにも関わらず、他人を密告したり噂話を広めたりする行為は日本の第二次世界大戦下の風潮を連想させるため、ツイッターなどのSNS上で「まるで戦時中の隣組のようだ」と囁かれ話題になった。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本当に荒んだ国になったなと思います。

人の幸せを素直に喜べず、支え合うことができない。苦しいのは皆同じなのに、自分だけのものさしで造られた正義の名の下に人を裁こうとする。

SNSによる誹謗中傷のニュースも飛び込んできました。今は正論を振りかざす時ではないと思います。正しい事を言っていれば何を言っても許される、そんな乱暴な世の中にはなって欲しくありません。
綺麗事ではなく人と人との助け合いは理屈ではないあたたかみが必要です。

明日関東・北海道も緊急事態宣言が解除の予定との報道があり、終息への光が少しずつ見え始めた頃です。これからは元の生活に戻ろうとするようになると思います。
最大限の配慮をしたうえで、お店を再開する人、観光に行く人、学校に行く人。そのとき大切なのは、人それぞれの生活がある事を一人一人が理解し、リスペクトを持つことです。

今回はもはや全然建築の内容は関係ありませんが(笑)

気を緩める事なく優しさと安らぎを取り戻せるよう努めたいものですね。

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