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気持ちよくなる演奏

昨日は今年最後のレッスンでした。

 年末に連弾コンクールに出場する4年生の男の子。
先週のレッスンでは、弾けてはいるものの、まだ自分でその曲をどう表現したいかが定まっていない演奏でした。
一緒にどうすればよいかと考え、次のレッスンまでにとにかくたくさんの演奏を聴いたり、YouTubeで動画を観て良いと思った演奏を真似してきてごらんと伝えました。
今までのレッスンでも、2曲それぞれの音楽のイメージについても話し合い、それをいかに表現するかを伝えてきていたのですが…

昨日、一緒に音を出してみたところ、


演奏が激変していました!


子どもって、本当にスポンジのような吸収力だなぁと感心。
たまに、発表会やYouTubeの演奏動画で変なクセのある(おそらく先生の真似をして)弾き方をしている子どもも見かけますが、よくも悪くも子どもは吸収力がすごいので気をつけないといけないとは思いますが、よい演奏の真似は大歓迎。

躍動感のある曲は、身体全体でリズムのノリを感じて演奏、
ゆっくり哀愁のある曲は、心を込めて音を出すことができていました。

一緒に(セコンドパートを)演奏していて、とても気持ちよかったです。

私も、日々いろんな音楽を聴き、いろんなアーティストからたくさんの刺激を受けていますが(この生徒のような吸収力はもうないですが、笑)、弾いている私自身も、聴く人も楽しくなったり、心が癒やされたり、気持ちよくなる演奏を心掛けたいと思ったレッスン納めでした。

コンクール本番はクリスマス・イブ。

生徒と共に楽しんで演奏したいと思います。



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