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Poem

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Arimの詩…風のなかを通り過ぎる時、今日はどんな風景が広がるだろう…。それは、林の中を吹く風とは限らない。街の中を吹く風、貴方との境界を渡る風。…詩と歩く。
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2020年5月の記事一覧

Poem)希望

Poem)希望

猫や鳥が、すぐ近くにいる
人間とは違う時間を生きているのに
地球の回転を一緒に歩く
別の言葉を話しながら
次々に咲く花のように
時々、希望について
話しかけて
通り過ぎる
#Arimの詩 #イマジズムの詩 #詩 #現代詩

Poem)リスペクト

Poem)リスペクト

憎しみの元は、どこにあるのだろう
誰も、尊敬されれば嬉しい
認められれば、嬉しい
心を温かく包まれたら、優しい気持ちが
芽吹くだろうに
あなたが生まれたことは素晴らしい
あなたはこの世界にたった一つの存在であり、
宝であり、才能であり。

愛し合えるように。
あなたを慰めるものは、金銀ではなくて
あなたを想う他者の慈愛だ
人に親切にしてみてごらんよ、
何回も何回も。
すると、あなたに優しい眼差しが

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