見出し画像

Poem) 祈りの階段

“つかのまにすぎていくものに”
ふれることはできる、
この幻想の現実に
私たちは 一歩づつ歩いてきた

北に向かう階段は
どこへ通じるのだろう、
私たちは手を合わせて
黙って 黙って のぼりつづけた

時間に出口はあるのだろうか
私たちの夢は
どこへ行きつくのか

青空から 吹くという風が
山林の葉を 揺らして渡っていく


#Arimの詩 #詩 #現代詩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?