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【Domo】正規表現を使って四半期列を作成しよう

はじめに

月から四半期に変換する場合、「日付の演算」タイルの機能を使うことで簡単にできます。しかし、1~3月を1Qとしてみなし出力されるので、会計年度が異なる場合は別途処理が必要です。ここでは、2つの方法を伝授したいと思います。

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DataFlowのイメージ

大まかな流れは、下図をご確認ください。
ここでは、月のデータを「テキストを置換」タイルを使用し四半期に変換します。

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操作手順

1.「日付の演算」タイルを使用し、年月データから月データを取得します。

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2.「列のタイプを設定」タイルを使用し、整数型からテキスト型に変換します。
※ここまではどちらの方法も共通です。

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方法1.正規表現を使わない場合

1.「テキストを置換」タイルを使用し、、貴社の会計年度に合わせて1Q~4Qに変換します。※例は、決算月が8月

2.歯車マークで「完全一致」を選択します。
この操作をしない場合、「10」が「1」と「0」、「11」が「1」と「1」、「12」が「1」と「2」という様に別々に処理が行われてしまいますので注意してください。

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方法2.正規表現を使った方法

1.「テキストを置換」タイルを使用し、正規表現で四半期に変換します。
※例は、決算月が8月

2.歯車マークで「RegEx」を選択します。
この操作で、Domoで正規表現が使用できるようになります。

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※ 処理4~6は割愛しますがここまでできればわかると思います。
ここに記載したノウハウは2019年7月時点のものです。

まとめ

・月データを「テキストを置換」タイルを使用して四半期に変換できる

・正規表現を使用する場合は歯車マークで「RegEx」を選択する必要がある

・正規表現を使用すると作業量が1/4で済む(※正規表現については参考をご確認ください。)

参考

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