クイズ、正解は1年後

2017年のまとめと2018年の仮説

大ヒット曲が生まれなかった空白の1年とされる2017年。
2年連続、星野源の「恋ダンス」を忘年会で踊っているのは、危険な賭けだった。
2年連続の3代目ランニングマンは、ランニングしてるのに、前に進んでない感じが、まさにランニングマンだった。

自分と同い年の安室奈美恵様も9月には引退するって。
俺も誕生日の今年の8月には、引退してみたい。
引退できるのは、きっと何かに現役の人だからだ。

とはいえ、何もないと言われていた2017年でも
DAOKOと米津玄師が打上花火をあげていたし、
三浦大知はやっぱり世の中にしっかりと見つかったし、
乃木坂、欅坂、など坂道グループがやばいし、
Suchmos、Never Young Beach、Yogee New Waves、CHAIも登場、
陸王も走っていたし、池の水も抜いてみてたし、
ニンテンドースイッチにスイッチしていたし、
人工知能は流行っているし、出川さんがビットコインの宣伝してるし、

それなりに2017年の痕跡は残ったと思う。

そして、会社で「何もしてない」と言われていた、2017年の下川も

#ハイ_ポール
神の間
心のベストテン
有吉ベース
ゲストメイプル超合金
さいはてれび
PARK
ハミダシター
アフロの変SP
矢作と山崎と
マキタ研究所
ラブホの上野さん
竹八先生
スマドラ
AppleMusic
あいのり:Asian Journey
芸人リノベ計画
放談ナイト
爆チュー問題
新作ドラマ
久保みねヒャダ

をこっそりと制作させていただきました。ありがとうございます。打席数だけは、半端ない。節操ない。振りまくり。ありがとうございます。FODは、永遠に不滅です。

2019年3月の新元号
2020年の東京オリンピック開催
大きな変化前の直前の1年として、2018年は、どんな1年になるか仮説を立ててみたいと思う。無責任な仮説。

◎仮説その1◎お金2.0

少年A「お前、その500円札、なんだよー」
少年B「お前こそ、いまどき、2000円札って」

仮想通貨がかなり、浸透してきている。ビットコインやVALUやタイムバンクなどのサービスも立ち上がった。信頼を媒介にした、新しい通貨が一般化するのが2018年。すでに2017年に始まっているが。
テレビの世界でも、世帯視聴率というものの価値が改めて問われていくのが2018年。すでに2017年に始まっているが。
録画視聴率、配信視聴率(数)の価値も、もっと目立ってくるのではないか。その時のディーラーの動きが、とても重要。Suica時代のパスネット的な動きをするのか、モバイルSuicaまで使いこなすのか?その通貨をどのように的確に使って行くのかが、2018年のテーマ。


◎世帯って

AIロボット妻「お風呂にしますか?ご飯にしますか?」

すでに、テレビを視聴の仕方は変わってきていて、特に都心のテレビの視聴の仕方は、個人視聴が増えている。観ていない人も多い。すでに、「サザエさん」の描いている、「お茶の間」は、消えつつあるのか?存在するにはするけど、減ってきていると思う。
地方はまた、ちょっと違う。「お茶の間」は存在するし、たぶんテレビがまだインターネットには繋がっていないし。3Gだし。家に光回線引いてないし。電波の方がまだ安定しているのかもしれない。そのミックスジュースみたいな状況が少しずつ、東京に近づいて行く1年かもしれない。

東京のリビングと群馬のリビング。(群馬の人、ごめんなさい、好きな女の子が群馬だったので。)
「都市」と「地方」の違い。
2018年に、サザエさん、ちびまる子ちゃんの持つ意味。
そして、Netflixがまだ届いていない世界。
Amazonは届くけど、Amazonプライム・ビデオが届かない世界。

そもそも、お茶を飲まなくなったか。。。

2018年は、「世帯」「お茶の間」の概念が変わる年だと思う。


◎貨幣価値と同様に、制作費というものの考え方が変わる。

大学生A「あいつ、全身ユニクロなのに、カイエンに乗ってるって」
大学生B「すげー、よくわからんが、すげー」

2018年は、日テレ以外は、番組を作る予算が大幅に減ると思う。だから、お金の使い方が試される1年。安くて面白いものを作る人間がさらに活躍する。
そして、予算が高額と低額に分岐して行くので、もっと高額な予算の番組も生まれてくる。(いや、来て欲しい)月9なんて、今の倍の金額で製作すればいいのに。手を抜くところは、名作の再放送やFODの番組流して凌いだりして、メリハリをつける。
100万円するシャンパンから、5000円の吉四六まで。いや、150円の発泡酒までか。。。ユニクロでカイエン乗ろう。たまには、ミシュランのお店にも行こう。


◎お金2.0なので、テレビ2.0かも。

彼女「テレビって、もう、以前のテレビじゃない、嫌い!」
彼氏「え、スマートになった?」

配信オリジナル番組の増加。制作者にはいい時代かも。
結果が全てなので、すぐに、生まれては淘汰されていくと思うけど、2018年に限っていえば、まだまだ打席は増える傾向になると思う。
すでに、AbemaTVは、恋愛番組シフトが凄い。クセが強い。もう「テレビ」という言葉が持つ意味が変わって来ているので、勝手に拡大解釈してしまえばいいと思う。何事もポジティブに。


◎ブラックからホワイトへ。

新入社員「お先に失礼します〜、って、もう誰もいない。。」

汐留のあの大企業、渋谷の大放送局など、労働時間や勤務環境が変わる2018年。働き方改革下においての新しい制作体制。アンシャンレジームから、革命に。
これまでの、努力と根性からの脱皮。徒弟的成長論の破綻。どんなフラットな社会になるのか???

「にほん(大企業)むかしばなし」は、もう確実に「すべる話」かもしれない。
昔は、タバスコ飲まされたり、髪の毛燃やされたり、いろいろあったけどなぁ。今となっては、闇の中へ。タイキックみたいな罰ゲームだらけ。


◎日本から、世界へ

(アフリカにて)「あれ、お前、見たことある」

NetflixやAmazonなどのおかげで、日本で制作したコンテンツが世界に届く可能性がある。自分の作品が、世界へ。これは、面白い時代。誰かの人生を豊かにするのが、映像の使命だとするならば、こんなに幸せなことはない。ボトルメールみたいだ。
だからこそ、年末の黒塗り問題などの話題も生まれてくるし、これからそのセンスが問われる時代になる。
(黒塗りに関しては、なんとも言えない感じでもあるが。。。その変わり目を感じる出来事だった。)

そして、その新しい時代の、新しい資金調達方法がどんどん生まれて行くのが、2018年。これまでの「製作委員会方式」に変わる新しい仕組みが生まれるのか?


正解は、1年後。


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