独り言

**自薦よりも他薦が好き **

これまで、テレビは主語を自分にして、これが面白いよ!これが大事だよって、教えることを価値にしてきたし、ネットがこんなに浸透していない時には、クラスの物知り野郎のような存在だったと思う。今も、大事だし、それが使命でもあると思う。

でも、急に世の中にTwitterやFacebookなどが浸透したことで、クラスの物知り野郎はソーシャルにたくさんいるので、人から薦めてもらう方が信用しちゃう。
ソーシャルメディアの使い方が上手い人は、学年の物知り野郎になっている。
特に東京はそんな傾向が強い。

そんな中、テレビも他薦を大事にした方がよいかと思って企画したのが、アフロの変。

ヴィレッジヴァンガードの店員の手書きPOPのように、人から薦められる情報で番組を作りたいと考えてみた。
一年半でたくさんの他薦コンテンツが紹介された。
たくさんのゲストがでてくれたし、レキシさん、大谷ノブ彦さん、吉田尚記さんのお薦めもたくさん紹介した。
あと、紹介したい情報を話す時の出演者は、表情がキラキラしていた。
自薦もその情報の価値や熱があれば、自薦を続けていくべきだと思うし、自薦あっての他薦だから。

大人の事情もあり、3月でアフロの変を終わらないといけなくなって、
今回の番組、#ハイ_ポールを企画した。
アフロ、続けたかったけど、いろんな事情があって、一旦終了。
会社員だから、しようがない。自分の予算じゃないし。角田さんみたいに、0次利用を目指した訳ではなく、部署の宣伝費を預かっているだけだし。
いつか0次利用に挑戦したい。

**時間概念をフラット化する。枠とか、時間とかをいじくる。 **

テレビ番組は、だいたい30分か60分か90分とか30分刻みで編成される。
テレビCMは、だいたい15秒か30秒か60秒とか15秒刻みで編成される。

新番組の概念は、番組の中にたくさんの小さな番組が入り、尺を可変しながら、最適尺を探っていく形。
20分、10分、1分、15秒、4分など、小さい番組によって、尺の概念がバラバラ。
ミニコーナーっちゃミニコーナーですが。構成がかなり、乱暴だし、もしかしたら、見にくいかもしれない。

イメージは、クラウドに映像のマルチチャンネルが常にストリーミングしてあって、ポンコツ人工知能がポンコツレコメンドをする感じ。ポンコツレコメンドでザッピング。

ポール、おいおい、それじゃないだろ。って。
なんだ、これ、って。

でも、そのポンコツっていうのが意外に大切で、全てデータ通りだと、レコメンドに遊びがない。
セレンディピティが生まれない。
だから、ポンコツが大切。
ポンコツじゃないと、本屋さんやレコード店でジャケ買いや衝動買いする感覚がない。
ポンコツは褒め言葉。ハッピーポンコツ。

今回、ポンコツ人工知能の中の人をクリープハイプの尾崎世界観さんが引き受けてくれた。顔も出ないのに。ありがたい。

大人の事情でフジテレビのいろんな宣伝も入りますが、それもポンコツレコメンドってことで、大目に見て欲しい。
こんな概念的なものが新しいブレイクスルーのきっかけになればいいな、と思う。

そんなの前からあるよー、とか、いろんないいたいことあるかと思いますが、独り言ってことで、勘弁してください。

まだ、明日の第1話完成してないけど。。。
とにかく女の子がかわいく映ってるといいな。

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