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平坦な道、茨の道

人生というRPGを進めていくと、
ドラゴンクエストの勇者ロトが竜王を倒すと決めて、冒険の旅が始まるように、
平坦な道と茨の道の二者択一になる
ケースが多い。

これは、人生において、形を変え、
手を変え、品を変え、
いろいろな形で
この二者択一の選択がやって来る。

どちらを選択しても正解だと思うが、
どちらの方が面白いかと言えば、
間違いなく茨の道だと思う。

棘は刺さりまくり、膝は擦りむきまくり、顔はあざだらけに。

でも、そこから得られるネタ(経験)は、
平坦な道に比べて、豊富になる。
経験値が増え、レベルが上がる感覚だ。

呪文も唱えられるようになるかもしれない。

平坦な道で見る、茨の道では味わえない綺麗な風景も、
そういう貴重な経験(綺麗な風景を見られるという経験)を得られるので、
一概にどちらが正しいとかそういうことを言いたいわけではない。

茨の道は、HPを消耗して、死んでしまうかもしれないし、
呪いの呪文にかけられ、うんうんうなされるかもしれない。

リスクも多いし、ストレスフルだ。
いや、本当にストレスフルだ。

新しいことや面白いことは、その茨の道をすすんでいる時に偶然の産物として
生まれていると思う。

松本人志がすべらない話として世に出した企画は
茨の道で起きる面白いことをきっかけに、
それをエンターテイメントへと昇華したのだと思う。すばらしい救いであり、すばらしい企画。

ストーリーは、平坦な道からもちょっとはうまれるが
茨の道からはもっと生まれる。
(と、信じたいただのドMなのかも)

ということで、なるべく死なない程度に
これからも茨の道を歩んでいきたいと思う。

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