余白ってマージンだったのか【今日のgood&new】
カレンダーがカラフルになりすぎている。どこか一箇所が崩れたら全体が壊れてしまいそうな脆さと、息継ぎができなくて溺れてしまいそうな危うさを感じたら、急に怖くなってきた。
全消ししたい衝動に駆られる前に、そろそろ余白が必要だと思う。
余白、余裕、余力、いろいろな語句がある。いろいろなものを「余らせる」ことだと読み取れるが、それぞれどんな意味を持つのかが気になって「余白 英語」と調べてみた。(日本語で意味が掴めないときは、英語で概念を捉えることにしている)
検索の結果、余白を英訳すると「margin」だった。
え、marginって手数料の、マージン?
業界によって意味が異なるらしいけれど、日本語の「余白」は、ビジネスでは利益を意味する「margin」らしい。思ってもみなかった結果で、一度解説を読んだだけではピンと来ない。
たしかに、全体の利益から、材料費や人件費をのぞいたその余白が手数料だ。頭で図解してみて、ようやく意味がしっくりくる。
余白を作ること=これまでの歩みを止めること、という側面が強くて、前向きに考えられていなかった。これまでのがんばりが、とか、がんばればできるかも、とか、精神論が先行しがちなタイプ。
でも、余白がマージンになるなら、喜んで余白を作りたい。むしろ余白がなければ、手元に残らないじゃないか。わたしはつくづく現金なやつだ。余白、あって然るべし。
#ウェルビーイング × #ショートエッセイ
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