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きれいな起業女性【今日のgood&new】

雪予報の寒い日、福井で起業女性のセミナーが開かれた。セミナーに登壇した女性たちは自信に満ちていて、会場にいる多くの人の背中を押した。

自分を見つめて、仲間と鼓舞し合って、何度も失敗して、そのたびに自分をアップデートしてきた。そう話しながら、ステージに立つ女性たちは、うらやましいくらいにきれいだった。

人をうらやましく感じたのは、ひさしぶり。彼女たちとわたしの差分はどこにあるんだろう。新しい問いを抱えて、セミナー会場をあとにした。



起業は、個人がコンテンツになって、社会とつながって、だれかの役に立つこと、だ。クライアントに応えた先には、社会があって、誰かがいる。

社会になにを差し出せるか、どうやって人の役に立てるか、を自分自身に焦点を合わせて掘っていく。
自分で掘ったり、人に掘ってもらったりしてコンテンツを見つけて、磨いて、成形して、世に放つ。

ああ、そうか。わたしと彼女たちの差分はそこだ。個人がコンテンツになって終わりではない。誰かに、受け取ってもらわないと。

いつまで経っても「起業しています」と自信をもって言えない理由は、これだったかも。3年かかってようやく気づいた。

クライアントに応えて記事を書いて出すことがゴールではない。そのうしろにいる誰かに向けて、掘って、磨いて、言葉を届けなきゃいけないんだ。

それができるようになったら、わたしも「起業してます」って言えるようになるかな。さあ、顔をあげて、今日もひと掘り、今日も一歩。


#ウェルビーイング  × #ショートエッセイ

24時間以内にあったいいこと(good&new)を毎日シェアします。幸せの感度が高まって、いい毎日が過ごせますように。

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