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使っているのは時間じゃなくて命だと思う

Instagramのストーリーズに新小学1年生の子がいる友人たちの近況が続々アップされる。流れていく画面を指で止め、写真に添えられた母たちのメッセージを読んで逐一涙ぐむ。今週はそんな1週間だった。

大きなランドセルを背負って歩いて出ていく我が子を、友人たちはどんな気持ちで送り出しているんだろう。新しい生活をスタートさせた親子の奮闘記が脳裏に浮かんで、目が潤んでしまう。

わが家の5歳息子は、来年小学生。「小学生になったら、保育園より早く帰ってくるよ」と、母業の先輩たちは口をそろえて教えてくれた。実態はまだよくわからないけれど「保育園児の母」から「小学生の母」になると、なにが大きく変わるようだ。

仕事、どうしようかな。何度目かの働き方の更新が必要なんだろうなと、ひしひしと感じる。でも、ね、働き方を変える、という単純な構図で済ませていいのか?子が幼児から児童に大幅アップデートするのだから、せっかくならこれを機に、母も一大アップデートしちゃえばいいんじゃない?

そう考えると、これはチャンスかもしれないと思えてきた。せっかく必死で子育てしているのだから、チャンスに乗らなきゃもったいない。

あと1年。
期限が決まると、時間が音と形を伴って過ぎていく。時計の秒針の「カチ、カチ」という音が聞こえるようになる。
使っているのは時間じゃない、命だ。そんな感覚が強くなる。

完成図が描けつつある。あとはピースを埋めるだけ。

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