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【日経MJ】有江ノイ的感想文2020年11月30日(月)

明日から12月。なんだか実感ないですねえ…このまま自粛年末かな
さて、今日も気になるトレンド、業界動向、新商品などをつまみ食い!

一面は、

個食化の流れどこまで 在宅で大皿に需要
(中略)
コロナ下では消費者が食品に求める容量が変わる可能性もある。
在宅勤務や外食を控える動きが広がって家族そろって自宅で食事をする機会も増え、大容量品を購入する世帯も目立つ。2020年に入り、食品の平均内容量は前年から反転して増加している。
こうした家族需要などに対応した食品を強化するメーカーも出てきた。
日本ハムは8月に冷蔵加工食品「中華名菜」で2~3人前だった容量を1.5倍に増やした「大皿スタイル」を発売した。畑佳秀社長は「家庭で調理する機会が増えている」と指摘する

自宅で家族で簡単に食事を作るとなると、材料も多めに一気に作りたいということになりますからこういう需要が生まれるのでしょう。余ったらタッパーに入れて冷蔵庫に入れておけば明日のおかずになるし。
飲食店は困っているかもしれませんが、こういう団欒への回帰は家族というコミュニティの役割や意味を見つめ直す機会になるかもしれません。

3面は、

(神田昌典の未来にモテるマーケティング) 「会社」に代わるものは? 目的により動く組織に
(中略)
私は、10年前の著作で「2023年には会社がなくなる」と予想した。もちろん法人格としての会社はなくならないが、「社で会う」というそもそもの「会社」の定義は実質的な役割を終えるだろう。それに代わる概念は目的によって駆動される組織、「パーパス・ドリブン・オーガニゼーション(PDO)」になると考える。年末に向けてすべての会社が「どんな目的を持って事業を運営しているのか」「未来にモテる目的があるか」を問い直すべきタイミングだ。

ちょっと気になる言葉です。>パーパス・ドリブン
Harvard Business Review の2019年3月号の特集タイトルが「PURPOSE(パーパス) 会社は何のために存在するのか あなたはなぜそこで働くのか」というものでした。ロバート・E・クインの本などが理解に役立ちそうですね。
パーパス・ドリブンの組織をつくる8つのステップ

4面は、

文具各社、感染対策の商品続々 抗菌や防御、衛生意識に配慮
新型コロナウイウルスの感染拡大が続く中、感染対策を意識した文具が続々と登場している。キングジムは抗菌素材を使ったファイルを12月に発売。パイロットコーポレーションもボールペンの本体に抗菌剤を配合した。肌に触れ、身近で使う文具だからこそ感染対策への要望は強く、メーカー各社は対応を進める。
デザインにもこだわり、本体表側には「抗菌」の文字を刻印、一目で抗菌仕様と分かるようにした。ファイルやホルダーはオフィスや公共施設などで多くの人の手に触れることが多い。医療機関や飲食店などの使用にも向く。

メーカー各社が取り組んでいるのでとても良い取り組みだと思うのですが、文字を刻印するよりも、色やパターンで「抗菌」と一目見てわかるようなデザインを考えられないでしょうか?日本発のピクトグラムみたいなものがあっても良いと思うのですが。

11面は、

ストッキング購入42%減 9月 自粛緩和後も鈍く 在宅、カジュアル化一段と
新型コロナウイルス禍で冷え込んだストッキング需要の回復が遅れている。日本靴下協会(東京・中央)によると、1世帯あたりの9月のストッキング類の購入数量は前年同月比42%減だった。外出自粛が緩和された6月以降も婦人用靴下に比べて消費が鈍い。若い世代の「ストッキング離れ」や働く女性の服装のカジュアル化が進んでいることなどが背景にあるとみられる。

パンプスなども多分、かなり影響を受けているのではないでしょうか。男性も女性も、スーツを着る場=フォーマルな場というのがかなり限定されてくるのかもしれません。会社幹部を訪ねる場合とか特別な発表会、レセプション、大規模なプレゼンテーション等々。ほか、担当者同士の定期訪問や簡単な打ち合わせなどはカジュアルなスタイルで十分という感覚に変化していきそうです。

※引用は、日経MJ2020年11月30日の誌面からのものです。

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