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トリプルシャノンUFシリーズのお話2回目

昨日時間切れで書ききれなかったことをもう少しお伝えしておきます。

こんな記事読んでくれる人いるかな…
面倒な人は、①、②、③のまとめだけ読んでください。

あくまで、断熱が大好きな建築屋として話してます。エクセルシャノンの回し者ではないですよ。でもこのサッシに惚れ込んでるのは間違いない!

さて、前回一番伝えたかったのは、エクセルシャノンが作り出した、日本で最高性能の樹脂サッシの性能が0.06W/㎡・Kだということでした。

エクセルシャノンのホームページを検索してみてください。
「シャノンウインドSPG」と検索すると一発で出てきます。数字はあちこちに出てくるので、スルーしといてください。

本当に「壁を超える窓」と書いてあります。

壁を超える窓ってどういうことでしょうね?
①まずここを覚えておいてください。
皆さんは家に対する熱の出入りの仕方を知ってますか?
建物の外気と接する部分(屋根、壁、窓、床)のうち、夏場の窓からの熱の侵入はなんと70%、冬場の熱の流出は50%と言われています。
窓からめちゃくちゃエネルギーが逃げるんですよ。
覚えました?

②これちょっと難しいですけど、熱伝導率と熱貫流率の違いをお話します。
前回取り上げた数値は熱伝導率でした。
前回は、アルミと樹脂の熱伝導率について話しましたが、それは一つの物質として話しました。アルミと樹脂の違い。

でも、家は様々な素材が集まって作られています。ここからは、熱貫流率の数値を取り上げて話します。

これは読まなくてもいいですけど参考までに。
熱の伝わりやすさを示す考え方として、下記の3つがあります。

これ前回→熱伝導率は1つの物質内の熱の伝わりやすさを示した値。単位:W/(m・K)

熱伝達率は固体の表面と流体の間における熱の伝わりやすさを示した値。単位:W/(㎡・K)。

これ今回→熱貫流率熱伝導率と熱伝達率の2つの値を複合させた値。単位:W/(㎡・K)。


「熱貫流率」も「熱伝導率」同様、熱の伝わりやすさを示していますが、少し意味合いが異なっています。 「熱伝導率」が物質そのものの熱の伝わりやすさを示すのに対し、「熱貫流率」は室内外両側の温度差が1K(ケルビン)ある場合、1㎡の面積を何ワットの熱が壁体を通過するかを示した値となります。

まあ、熱伝導率も熱貫流率も同じようなものってことでOKです。

そして、やっと「シャノンウインドSPG」が壁を超える窓と言われる理由をお話します。

家を建てるときに、平成28年省エネ基準というものをいまだに使っています。
古すぎますよね。国の偉い人、早く改正して!

熊本の省エネ基準で話しますね。
その省エネ基準で定められたサッシの基準熱貫流率が、
Uw=4.65W/(㎡・K)
これはアルミサッシ+普通ペアガラス

そして、省エネ基準の壁の基準熱貫流率が、
Uw=0.53W/(㎡・K)

最後に、「シャノンウインドSPG」の熱貫流率が驚異の、
Uw=0.52W/(㎡・K)です!
これはアンビリーバボーです!

③まとめです。
夏場の窓からの熱の侵入が70%、屋根10%壁7%、くらいです。
省エネ基準の壁より窓のほうが熱を通しにくいとなると、エネルギーが逃げにくくなると思いませんか?
それだけ凄い窓をエクセルシャノンが作っているということです。

せっかく家を建てるなら、省エネで、光熱費が少なくて済み、経済的にも室内環境も快適な家にしませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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