あ、今回は最強の乙女ゲームについて考えてみたいと思います！

最強の乙女ゲームとは？

それは多数派の意見を元に乙女ゲームの企画を考えたものです(笑)。

多数派＝みんなが興味を持つ＝売れる＝最強

となるのか？

って感じですが、一ヶ月前くらいに以前ご協力いただいた乙女ゲームに関するアンケート結果をまとめた記事を書いたので、考えてみます。

その記事がこちらね！

こちらで多数派だった意見を元に、企画をまとめてみました(*´▽｀*)

では、いってみましょう！

◆概要

作品の概要はこちら……！

対応機種：スマホ・Switch
ジャンル：個性溢れる男子と恋するアドベンチャーゲーム
価格　　：通常版・5800円＋税
　　　　　初回限定版・7800円＋税
CERO　：D（17歳以上）

対応機種は、アンケートの中で上位だったスマホに、乙女ゲームの主流となりつつあるSwitchが、遊んでもらいやすいのかと思われます。

価格は「好きだったらいくらでもお金を出す！！」って方がいらっしゃるとは思うのですが、アンケート結果を見るとこの価格帯が手を出しやすいみたいでした。

私も好きだったらいくらでもお金を出してしまう……！

ダウンロードで買ったけど、面白かったから特典欲しさに限定版を買いなおしたりなどなど(笑)。

好きになると仕方ないよね……(´･ω･｀)

あと皆さん、ちょっとえっちなのが好きです（大事）。

◆コンセプトとターゲット

ターゲットはこんな感じかな～というのをまとめています。

作品コンセプト：泣けて笑える胸キュンストーリーで女性を元気にする！
性別　　　　　：20歳代以上の女性
生活　　　　　：普段は仕事をしていて夜寝る前にゲームをする方
嗜好　　　　　：イケメンコンテンツが好き、少女マンガが好き、
　　　　　　　　考察するのが好き、ゲームが好き、声優が好き

本当もうざっくりです(笑)が、大体こんな感じになるかと！

余談ですが、寝る前にゲームをしている一時って最高に幸せですよね。お酒片手にプレイしてもいいし、ベッドに潜り込んでプレイしてもいい。そのまま寝落ちするのも良き。

◆世界観

乙女ゲームを選ぶうえで、世界観は大切です。

好みの世界観をアンケートで聞き忘れたので、Twitterで追加アンケートしました！

『ファンタ―』ってなんやねん！　とお思いでしょう。ただの誤字です。すみません。

この結果を見るに、現実世界が舞台だけどちょっとしたファンタジー要素があるとベリーグッドって感じですね！

お話を適当に考えるなら……

①超能力が使える男子達と同じ組織に入り、超能力を通して世直しをする
②不思議な力を使えるヒロインが、自身がプロデュースするアイドル男子達と一緒にトップを目指す
③闇の世界の住人と戦う男子達と突然同居することになる
④人間に化けたあやかし男子達たちと悪量退治をしながら神社を守る
⑤異世界から来たヒロインが知り合った男子達に助けられ現実世界で暮らす

現実世界を舞台にしてファンタジー要素を足すと、現実世界だけでは描けない『死』『魔法』『転生』等を扱うことができ、表現の幅が広がり、バッドエンドを作りやすくなるので、作り手としては取り入れていきたい要素ではあります！

が、世界観設定を作り込まないと、なんでも『不思議なファンタジー要素で解決☆』となってしまい、「え？　何それ……」とがっかりさせてしまうような、薄っぺらい話になってしまうので、そこは良し悪しだとは思います。

映画で例えるなら、ミステリー要素が気になって観始めた映画のオチが宇宙人だった時ですね。「え、宇宙人ならなんでもありじゃん……。トリックとかないじゃん……」みたいな、ね……。

まあ、個人の好みの問題ではありますが！（最終的には全てそうなる）

◆ヒロイン

昔と違って最近の乙女ゲームでは、ヒロインが重要視されています。

名前変換可、デフォ名呼び有。
信念があって強気な女の子。
程よい控えめさと、押しの強さで個性的溢れる男子のメンタルを叩き直す。
度々、スチルにも登場。

パッケージやスチルにも登場するようになってきました。

私は、キービジュアルやパッケージにヒロインを入れることはほとんどしませんでした。昔はヒロインを入れることが望まれてなかったからというのもあるのですが、やはり乙女ゲームは夢思考でも楽しんでほしいという気持ちがあるからです。

作品の顔となるキービジュアルやパッケージにどーん！！　とヒロインの顔を出されてしまうと、どうしても強く印象に残ってしまいますからね！

ただ世間の需要が変わったのはひしひし実感しているので、次の作品はキービジュアルにヒロインをどかーんと入れます(笑)。

長い物には巻かれて生きていきたいっ！

というのもありますが、ずっと憧れがあったんですよね(笑)。

◆攻略対象キャラ

恋のお相手となるキャラはこんな感じ！

・ヤンデレ男子（同い年・社会人）
明るく、お茶らけていて、誰とでも仲良くなるので友人は多い。が、それは表向きの顔で依存心が強い。相手に執着する。

・ツンデレ男子（年下・高校生）
空気を読んで、我慢する事が多い。照れ隠しでついつい思ってもいない事を言ってしまう。本当はくっつきたいし、イチャイチャしたい。

・ミステリアス男子（年上・社会人）
不思議な雰囲気で、相手を惑わせるけど、その本心は計り知れない。よく神出鬼没がセットになる。思わせぶりな発言が多い。たまに病む。

・儚い男子（年上・学生）
優しく穏やかで、清涼剤みたいな存在。いつもニコニコしていて、あまり本心を見せない。病弱とセットだと大変美味（個人の感想です）

・クール男子（同い年・学生）
冷静で無口。無駄な事はしない合理主義。その態度から冷たい印象を感じさせるが、意外と優しく、情熱的。常識人もセットで！

この組み合わせ能天気なムードメーカーがいないのぅ(´･ω･｀)

キャラの設定は適当に考えました。昨今のプレイヤーの需要を考えると、ヒロインは社会人くらいで、同居ものか仕事で関わってるくらいがいいのかも！

えっちなCD界隈でもヤンデレ男子は人気なので、マストで入れておきたいところです。

皆さん、ヤンデレ好きですよね(笑)。

◆仕様

プレイしてもらった時にストレスを与えないゲームの仕様を考えるのは、いつも骨が折れます。

よかれと思ってしたことが、プレイヤーにとってはストレスになったりするので、難しいところです……(*´Д｀)

ボイス　　　：もちろんフルボイス！
スチル　　　：そりゃあ、あればあるほどいいっしょ！
共通ルート　：３時間程度
個別ルート　：１キャラあたり５～８時間程度
総プレイ時間：２５～３０時間
選択肢数　　：やや少なめ

お値段によりますが、5千円以上出したなら25時間くらいは遊べたいところですね。レビューとかを見ていると、値段のわりにボリュームが足りていないと不満につながりやすい傾向があります。

飽きさせず、多過ぎず、足りなさ過ぎず。程よく。

これが一番難しんだよな～～(´；ω；`)

共通ルートに関しては、下記のアンケート結果を参考にしています。
周回するたびにスキップすることになる共通ルートは、長すぎない方が望まれているみたいです。

選択肢に関してはこちら！

最近では乙女ゲームをプレイする方が減ってきたので、なかなか攻略情報が出回らなくなったんじゃないかな……！

私は攻略情報片手にしてしかゲームをしません！
だってやり直すのめんどい……(´；ω；`)

◆乙女ゲームで描くべきところ

やはり乙女ゲームは恋愛過程を楽しむもの！

ということで、想いが重なり、付き合うまでの過程を大切に描いて欲しいし、描いていきたいところですね。

最近は、ストレスフリーな作品が受ける傾向にあるので、付き合った後のエピソードが厚めの方がいいのか！？　と思ったけど、乙女ゲームユーザーはそんな事ありませんでした(笑)。

付き合う過程があってこその、両想い後のエピソードです！！（当然だ）

困難を乗り越えたふたりが幸せになって、ただただイチャイチャしているところを見たい気持ちはすごくわかります(´；ω；`)

ただ作っていると、「イチャイチャだけだと物足りなくないかな？」と不安になり、さらなる試練をぶっこんだりしてしまうわけです。

それで、後々ファンの方に言われるんです。

「そんなのは望んでなかった」

と…….。

いや～ゲーム作りって本当に難しいですね～～！

◆まとめ

アンケート結果をまとめて最強の乙女ゲームを考えてみましたが、結局のところ自分の性癖に刺さるキャラがいなければ、最強にはなり得ないので……

性癖なキャラがいそうなゲームを探すといいと思いました！

性癖ってすごくて、その人の好きやフェチの塊みたいなところがあるじゃないですか。

今みたいに多数派意見をまとめて無難に作られた作品は、多くの人に受け入れられるかもしれませんが……

全力で「好き！！」をぶつけている作品の方が、心に爪痕を残すので、一生忘れられない作品になったりするわけです。

なので、作る側は性癖を全力でぶつけていこうな！！

好きの熱量は、他の人に伝わって、その人の中に熱を灯すのです。

ゲームを作るのもそうだし、小説を書くのも、作品を作るのも、取り戻す事ができない自分の貴重な時間を使うわけだから、自分の好きを全力でぶつけて欲しい。そうすれば無駄だったなとは思わないはず！

作った作品を表現するってことは、それに触れる人の時間を貰うことにもなるので、作品に触れてくれた人に有意義だったと思ってもらえるような時間を提供していきたい。

なんか話が逸れまくったけど、アンケートのご協力ありがとうございました！

次は音声CD系のアンケートをとってみたいなと思いつつ、今回はこの辺で～。

暇だったらこっちも読んでね。暇じゃなくても読んで欲しいけど。じゃあ、また！