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理念と経営8月号を読んでいて、【吉田松陰は「規律が多いのは自律の欠如からくる」と考えていた】と書かれていました。

【規律とは】
人の行為の基準として定められたものやおきてのこと。
集団や機構の秩序を維持する決まりのもの。

【自律とは】
自分で自分の行ないを規制(物事をなす際に従うべききまり、規定のこと)すること。
外部からの力にしばられないで、自分の立てた規範に従って行動すること。
他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。

スポーツで例えたら、ルール(規律)とマイルール(自律)になるのかな?
「反則行為はこれです」がルール
「反則行為はしてはいけない」がマイルール
みたいな。

自動車で例えたら、
「飲酒運転は交通違反です」がルール
「飲酒運転はしてはいけない」がマイルール
みたいな。

規律があれば何かあった時の判断ができるけれど、もしも規律が甘かったら?
それぞれの自律が問われます。
今の日本は特に自律が問われますが、そこには自分が持っているルールやモラルがありますよね。

で、ここでふと思ったのは物事をなす際に【従うべき決まり→判断が曖昧】が定まってないのでは?
もしくは、【規律に沿わない自律→自己中】を定めているのでは?
とふと考えたわけでして。

ほんとちょうどそう思うネット記事を読みました。
とあるロックフェスティバルで、「ルール関係なしで声出してこうぜ!」って言った方と「怖がってる人の横ではしゃぐのはダサい」と言った方といました(検索してね)。

これこそ規律に対しての自律ですよね。
カッコいいとはなんなのか。

規律よりも自律の方が難しいし、人としてのレベルが高い。
従うべき決まりを自分が守れるかどうか。
守れる人は人としてカッコいいと僕は思います。

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