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トリトンとすみだ水族館

トリトンという、北海道資本の回転寿司屋さんのことを知ったのは、去年秋葉原ディアステージのキッチン担当れいちーさんのツイートを見たからだった。https://twitter.com/rei8521/status/544191935607357440
それで去年の秋、友達と実際行ってみてすごくおいしくて!!特に炙りえんがわ焦がし醤油!!あの味が忘れられなくて先週、およそ1年ぶりにトリトンに行ってきた。

18時ぐらいに着くとお店はすごい行列で、「この場所で30分待ちです」と表示がある場所をゆうに越えて列は形成されていた。列の最後尾につき、食べている人達や回っているお寿司、本日のオススメの表示を見ながら待つことおよそ1時間。やっと呼ばれて席に着いた。最初に頼んだのが、炙りえんがわ焦がし醤油を二皿と、いくら、甘エビ、さんまが一皿にのった三種盛り。

これがまたどれもおいしかった…。回転寿司とは思えないクオリティ、一時間待って熟成された空腹も相まって至福の時…。好奇心と空腹に負けて回ってるお寿司いくつか取っちゃったけど、やっぱちゃんとオーダーして食べたお寿司の方がずっとおいしかったなあ。

そしてやっぱり旬のお魚のおいしさは段違いだった。かにの味噌汁も頼んだんだけど、お寿司屋さんの汁物ってなんであんなにおいしいかなあ~~。かにのおいしい出汁が出まくっててサイコーだった。もっとも~~~っと色んなお寿司食べたかったけど、結構早くおなか一杯になっちゃって残念だった。また行きたいなあ。

それからすみだ水族館へ。すみだ水族館は、スカイツリーを挟んで反対側の建物にあった。
入場券を購入し、入場して気が付いたのは、アロマの匂いと暗めの照明。建物も真新しい。入ってすぐのゾーンが、自然水景を水槽に再現しているゾーンだった。これもまた水槽も見せ方もおしゃれで、雰囲気重視の水族館なのかしら…とおもいつつ奥へ進んでゆく。次がクラゲのゾーン。これも水槽を綺麗にライトアップされていて、光の色に染まって水中を浮遊するクラゲがとても幻想的で美しかった。

そして雰囲気だけじゃなくて学術的な面もちゃんと持ってる水族館なんだなとおもったのが、その次のクラゲの子どもからおとなになるまでの成長過程を公開しているラボ。子どもクラゲはほんとうにちっちゃくて、ちょっとの距離を移動するのにも一生懸命身身体を動かしていて可愛らしかった。

それから、小さめの水槽がずらっと並んでるエリア。全部違う生き物が飼われていて、特に印象的にだったのが、ダイオウグソクムシ!超会議でも話題になってたし、よくこうデフォルメされたキャラ絵とかは見たことがあったけれど、本物ははじめて見た。なんか彼はやたらサービス精神旺盛で、ひっくり返っておなかを見せてくれた。足が一杯でうじゃうじゃだった。

そこを抜けると、開けた場所に出る。入口からそこまでの通路や水槽の小ぶりさから、あんまり大きなものはおいていないのかなあと思いきや全然そんなことはなかった。大き目の水槽がいくつか並んでいて、その中には全部サンゴ礁が。水槽ごとにテーマが設定されていて、一つ一つ全然景観が違う。チンアナゴがごっそりいる水槽はなんかすごい見た目だった…。

すみだ水族館のいいところは、座るがいたるところに設置されていて、座ってのんびり水槽を眺めることができるとこだ。ペンギンが飼育されている大きな室内プールを二階からしばらく眺めていた。岩の上にいるペンギンはやる気なさげに寝ていたりのんびりしていたりローなかんじだったけれど、水の中にいるペンギンたちはばちゃばちゃとせわしなく泳いでいて、そのコントラストがおもしろかった。一匹、ずっとおなかをかゆそうにくちばしで毛づくろいしているペンギンがいて、かわりに掻いてあげたい…とおもいながら眺めてた。

一階に降りようとすると、オットセイが。背筋をピンとはって岩のモニュメントの上に凛々しく鎮座していて、それは何をおもってのポージングなんだろう…と聞けるものなら聞いてみたかった。

一階には、床から吹き抜けの二階の天井まで高さがある大きな水槽があった。ここのテーマは東京諸島に棲む魚たち、ということだった。

ここの前にもベンチがあったので、しばらく座って眺めていた。サメはたくさんの魚たちに興味を示すこともなく、広い水槽の低いところを、ずーーっと何べんも同じように周回していた。

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