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函館本線朝里駅から。また冬の日本海を撮りに(前編)

寒波が戻ってきてしまった頃、また電車で近場の海に出かけた。

前回よりは一駅小樽寄りの朝里駅で下車。

温泉目当ての台湾からの観光客も集団で賑やかに降り、ホームで決めポーズでスマホ撮影に興じていた。

そんな彼らを横目で見ながら、無人駅舎を出て、海岸線寄りの道を歩いた。

天候は曇りで多少吹雪模様の-3℃。

北海道の人にとっては、特段厳しい寒さという訳ではない。

とはいえ、この地は夏は海水浴客で賑わうエリアで、わざわざ寒い思いをして散歩するような人はいない。

先の観光客も、宿泊場所からの送迎車に乗り込んで去っていった。

そんなわけで、この日も歩いているのは私だけであった。

所々海辺に出られる場所があるので、少し下りて撮影した。

午前中に届いたばかりのS 70-200mmF4で撮影

個人的にはトリミングは好まないので、画角を決めて望遠レンズで切り取ることが楽しく思える。思うように波の形が決まらないのが残念だけど。


70mm、1/60で撮影

少し撮っていると、奥が明るくなり、警笛が聞こえてきた。

電車のヘッドライトが見えている。

望遠レンズでないとなかなか見えない。つくづく便利だなあと思う。

テトラポットの向こうに


電車が朝里駅を去った後に踏切を渡る人たち

望遠レンズで切り取ると圧縮効果が働いて線路のうねりが強調されて面白い。

この後、手前の線路から札幌方面の普通電車をお迎えすることになる。

駅を出てから目の前を通り抜けるまで連写したが、全てを載せても冗長になるだけなので、数枚ご紹介することにしたい。

朝里駅を出て少し経った頃

蛇行しながら少しずつ加速していく電車の様子をご覧いただきたい。

1/640、f/5.6で撮影


三両ほどの編成
個人的にお気に入りのアングル


最も接近した場面

電車による雪煙の中で

少し長くなったので、今回はここまで。

では、また。Shalom!

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