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<上を向いて歩こう>鑑定スタイルが大きく変わった時に思ったこと

占い師ってね、専属で収入を得るのが
わりと大変な職業だと思うんです。

もちろん、専業で稼いでいる方は
たくさんいらっしゃいます。
第一線で活躍していらっしゃる方の中には
師事を仰いだ先生もたくさんいらっしゃいます。

占いが当てモノであることは当然なのですが
私はそのスタイルがなんとなくしっくりこなかったので
鑑定を始めたときから
「あなたがやっていることは占いではなくカウンセリング」
とはいわれていたのですが
当てにいくことを放棄していたわけではありませんでした。
※当てにいくスタイルが好きなお客様には不評だったと思います。

トップに戻り。
専業で稼げない私は、ある時から
平日:派遣社員
休日:占い師
のライフスタイルになりました。

始めたとき、OLの仕事が楽しすぎて
(20年振りの会社員)
毎日がキラキラしていたものです。
※流行り病前の話です。

「このまま定年の年まで、OLでもいいかも…」
と思っていた時、転機が訪れました。

最初の転機は
・お局様に1週間無視
されたことでした。
生意気だったんでしょうね。
(40代半ばでしたが、局も同年代と思われる)
そりゃもー、徹底的に無視されて
居ないものとして扱われました。
そうすれば、自分から音を上げて辞めると思っていたんでしょう。

でも、無駄に根性だけはあったので1週間で
会社側が音を上げて、契約期間半ばで派遣会社に報告。
それから契約期間満了まで1か月あったのですが
即日契約終了~6割のお給料をもらう生活。
※よい子はマネしないでね。

次の転機が本当の転機(だと思っています)
キラキラしたオフィス街にある会社でした。

乗降客が日本でベスト5には入る
大きな駅を利用していました。

私の身長は168センチ。
6~7センチヒールの靴を履いていたので
見える景色は175センチくらい。
これはなかなか長身なので
目線をまっすぐ前に向けると駅利用者
大体の方の様子が手に取るようにわかります。

みんなね、下を向いているんですよ。
前を向いている人皆無。
諦めているというか
背中になにか、見えない重りでも背負っているんじゃないか?
なんて思うほどズッシリとしていました。

えっ? えっ? えっ? なんで?
初めてそれに気づいた時の心の声はこれ。

それからしばらくその様子を
毎日見て、毎日毎日見て続けて
「これはどうにかならんものかな?」と考えました。
※個人の力でどうにかなるものではありませんが。

ある日、駅ビルにあるおしゃれなカフェの窓の下に
「〇〇な世の中だけど、上を向いて歩こう!」
※〇〇は忘れた
という垂れ幕があることに気がつきました。

「あぁぁぁぁぁ!!!! これだー!!!!」
と思い、脳内で
<上を向いて歩こうプロジェクト>
なるものが閃き、その日はこのことばかりを考えていました。
そして
「次の更新はなしだね」と思い
その日のうちに、上長と派遣先へ更新しない旨を伝えました。
太陽活動宮+身強なのでセッカチです。
※次の更新までの約2か月は続けましたけどね。

それからも平日OL、休日占い師。
でも、次の休日占い師からの鑑定方法は
今までと違うものになっていきました。

「その背中に背負った重いモノを
おろすにはどうしたらいいか?
どうしたら上を向いて歩けるか?」
この部分を基準に話をするスタイルに変化していきました。
※もちろん、当てモノの部分も忘れずに。

あれから6年。
たくさんのお客様が来てくださるようになり
・背中の重いものが軽くなった
・心がサウナ並みに整った
などの声をいただくようになりました。

あの垂れ幕を見る前までは、漠然と
来てくださったお客様を鑑定していたのだと思います。
もちろん、占いには真摯に取り組んでいましたし
お客様にも真剣に向き合ってきました。

でも、志っていうの? 思いっていうの?
それがあるのとないのでは、
うまく表現できないけど
重みが全然違うと思いました。

今、ありがたいことに
占い専業で生活しています。

それがあるのは、あの日
派遣先の最寄り駅で見た
「〇〇な世の中だけど、上を向いて歩こう!」
があったからです。

あなたが今
背負わなくてもいい重い荷物を背負っているのだとしたら
どうしたら軽くなるか? って考えたことがありますか?
どうしたら軽くなると思いますか?

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