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2nd EP「PARTY」ライナーノーツ

2022.5.14(土)にリリースしたEP「PARTY」について

ライナーノーツ、残してみたいと思う。

試聴コチラ

まずは先にこちらの記事を読むことをおすすめします。

なぜならメンバーがわかるから。

こちらにも記しておく。

サポートメンバー(登場人物)

Keyboard:あすりーな

Guitar:はじめちゃん

Bass:さほっち

Drums:チモト

エンジニア:ジュンさん

以上です。

いってみよう!

M1.Petrichor

内容面

タイトルの読み方は「ペトリコール」で意味は簡単にいうと「雨のにおい」ってことです。

においとか音で、心が動かされることってあるじゃないですか。ずいぶん昔のことを思い出したり。雨の日は私は高校の校舎を歩いてた時のことを必ず思い出すんですけど、それが不思議で、いつも何なんやろう。。と思ってて。そういう「かたちはないけど、たしかにあるもの」のことを歌いたくて書きました。

私は音楽が好きで、音楽は「かたちはないけど、たしかにあるもの」なんですけど、目には見えないものほど、他人には理解してもらえないなと思うことが多いけど、だからついあんまし理解されないようなものを大好きな自分のこと、ちょっとおかしいのか?とか考えちゃうけど、でも正しいことの基準とか作らなくていいねって気づいた時があって。好きなことを好きなまま好きですと歌っていたいよな~歌おうよ!っていうような歌です。

サウンド面

メンバーにコードを結構最初の案から変えてもらったりやっぱり戻したいって言ったり「これは私っぽいか?ちがうよな?いや、ちがうか?」みたいなやりとりをしながらアレンジを進めていってもらいました。何もかもお気に入りなんですが、Cメロでドラムが打ち込みになるところすごい好きです。あとはアコギのレコーディングがめっちゃいいテイクを一撃で録れて弾き終わってすぐにエンジニアのジュンさんに「私いまのギターめっちゃよかったですよね!?!??(鼻息ハリケーン)」って言いました。キモ

M2.スケール

内容面

これはもうふつうに決意表明みたいな気持ちでソロで音楽はじめるときに書いた曲なので、聴いてもらえたらそれ以上いうことないくらいなんですけど。

とりあえずやってみよう。って気持ちはすごく大事だなと最近よく思うので、改めて今も歌ってて自分でも勇気になるなあって感じます。

この曲できたとき「まだまだポップ魂ありすぎる…」ってなったのを覚えている。私のゆるぎないポップ魂がさく裂している。

よければ歌詞もよく見てほしいです。ちょっとした仕掛けがあって、それがタイトルともつながるようになっていて。でもまあ言葉でいうのは野暮なんで、見つけた人のお楽しみって感じ!

サウンド面

ド頭から何度も登場するフレーズはアコギで作った時からあって、バンドになっても変わらず印象的でうれしかったし、そのフレーズ多いので減らすか?みたいな気持ちも私にはあったけど、メンバーがこの曲はこれでいいのではないか?と言ってくれて結果的にすごくよかった。オルガンのビューンっていう疾走感みたいなのが出てるところがすごい好き。1番Aメロのところの明らかに楽しそうなウキウキ感もいいし、ギターもめっちゃ曲に合っててバッチリって思う。2番サビ前の「聞こえるよ」がめっちゃ聞こえるところ好き。

M3.6月

内容面

もう二度と会わないことと、会えないことって全然違うよなって思う。

すんごい遠くに、たとえば地球の裏側とか宇宙の片隅に行っちゃて、もう二度と会わないような関係性になったとしても、好きな人間や大切な人間が生きてるだけでいいって思っちゃうなって。そんで、できるなら傷ついてほしくないなあ。って思っちゃうな。自分が守ったり幸せにできないとしても、どっかで幸せでいてくれたらいいよなあ。そういうことちゃんと思える自分でいたいよなあ、って書いた曲です。

サウンド面

「ベースがおいしいところ持っていきます」と宣言し、さほっちがベースかましてくれています。間奏の部分のベースとギターになるところは、レコーディングの時に「こっちのがよくない?」とか「そこもうちょいほしいな!」みたいなやり取りで(あすりーな監督の指揮)、試行錯誤しつつできた感じがあって楽しかった。すごいお気に入り。なんか私よりエンジニアのジュンさんがこの曲への熱意すごくておもろかった。ミックス作業中に何回も「エモい!いい曲や!」って言われてこわかった。(嘘です。うれしい。)

M4.Buddy

内容面

生まれてから死ぬまで、自分と本当に離れずにいてくれるのって、家族でも友達でも恋人でもなくて自分の心から絶対になくならない「悲しみ」みたいなものなのでは…????と私はもうずーーーっと(×10億年)思っていて、その悲しみと「じゃあもうずっと一緒にいてやんよ!な、バディ!」って覚悟を根底に、明るくそいつ(悲しみ)と肩を組むみたいに歌える歌を書こうと思って書き始めた曲なんですが、、

書いているうちに、もしかしたら悲しみだけがバディではなく、喜びも楽しさもバディやし、周りにいてくれてる人々も私を一人には今までもしなかったし、これからもしないのではないのか?など、いろいろな感情になりまして、、(ややこしい人間なので、、)ほんとに歌を入れる直前くらいまで歌詞を書き直したりしてました。ここまで歌詞に時間かかったのはじめてかもしれない、、などと思いました。いつまでも出来上がらんかった。

根本的なテーマ「悲しみだけがバディ」というこれからも私の中にあり続けるであろう気持ち。私にとってこの曲は聴くたび歌うたびにまた自分の中のそういう大事なことを思い出させてくれる曲になったなあと思います。

サウンド面

アウトロ後のガヤガヤしゃべってる声は実際にレコーディングの日に私がみんなでしゃべってるときに音声を盗聴したものです。笑

もともとこういう風にしたいってイメージはあって、でも、もうちょいちゃんと音録るかなって思ってたけど、ふつうのロビーでの会話が楽しすぎて、曲にも合うし、このままこれでいれたい!ってことで入れました。

間奏のピアノソロ大好き。転調するのはみんなとスタジオに入って決めたし、曲の尺もかなり増えたし、もはや私が一人で作ったとはいえないレベル。全部通して本当に楽しく作れた曲でした。

PARTY

タイトルについてですが、これは「宴会」的な意味合いのパーティーと、、RPGで使われるよな「グループ、チーム」的な意味合いのパーティーのどちらの意味もあって、かなり気に入ってつけました。

ジャケットの私のシルエットが重なってるデザインがチーム的な意味のパーティー、足からクラッカーでてるのが「宴会」的な意味のパーティーを意識して作っています!あと盤面のPARTYの文字もパーティーっぽくしているよ!


本当は1曲ずつ2億文字は書けるけど、読みやすいようにがんばってまとめた!

ひとことで言うと自信作です!

どうぞどうぞ聴いてほしい!

通販でもライブ会場でも、ぜひ買ってね!

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