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体験しないと分からない…

先日、「東京くらし防災」「東京防災」が配布されました。ピンクの冊子は女性視点の「東京くらし防災」で、以前、図書館からもらってきたもの。黄色の「東京防災」は、兄からもらったもの。ほとんど本がない本棚にこれだけ防災ブックあれば、防災意識高そうに見えそうですが、実際はと言えば…。
自分の人生の中で記憶にある大災害と言えば、阪神淡路大震災からになりますが、その頃は中学生で、関西は遠いところで、あまり身近なこととは感じられませんでした。東日本大震災のときは、電車が止まったし、計画停電があったり(自分の住んでいるところでは影響なし)、納豆が手に入りにくかったり、備えは必要だと思ったものの、実際には何もしていませんでした。
ようやく備えが大事だと実感したのは、2019年の台風で数日間の停電を体験したとき。「できるだけモノを持ちたくない!」とストックはあまり持たなくなっており、食料の備えもあまりなく、とても困りました。ただ、今にしてみれば、停電のみで、ガスと水道は使えたので(給湯はダメだけど)、鍋でご飯炊けたよな…と。
情報入手手段はスマホのみで、でも電気がいつ復旧するか分からないから、ふだんのようには使えず、その後、小型ラジオを購入。また、電池の予備と太陽光で充電できるモバイルバッテリーも持ちました。そして、節電への意識も高まったので、困ったのは事実だけれど、停電を体験してよかったと思っています。
きっと、防災ブックで意識を新たに、しっかり備えられる人も大勢いるのでしょうが、私の場合、自分で体験して痛い目に遭わないと学べないんです。去年の夏にVR防災体験車で体験してみて、震度いくつか忘れましたが、「こんなに揺れるのか!」と思いましたが、あくまで防災体験だという意識があって。泊りの防災キャンプみたいなのに参加してみるのがいいのかなぁ。

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