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本棚:『たまらない女 ためられる女』

「たまらない」「ためられない」とはお金のことで、表紙に「仕事に、恋に、がんばる女子のための マネーレッスン小説」とあります。主人公は大手アパレルメーカーの営業担当の28歳女性。幼馴染が勤めていた会社が突然倒産するも、失業保険と貯めていた貯金により、じっくり新しい職を探す姿に自分のお金の使いかたについて考えるようになります。

マネーレッスン小説って珍しいなぁ~と思い、手に取りました。マネーレッスンが目的だからか、うまく行きすぎ?な印象は少々ありますが、思い出したのは進研ゼミのDM。勉強も部活も恋も うまく行くストーリーに、進研ゼミだけじゃ無理でしょ…と思いつつも、いいなぁ~と憧れました。ちなみに進研ゼミは小6~高校までお世話になりました。
本書は2013年発行なので、ちょうど10年前。今だったら、内容が変わってくる部分もあるだろうなと思いましたが(例えばNISAとか、家計簿アプリとか)、今でも当てはまる部分も多く、ちょっと意外に思いました。でも、お金の本でも、色んな人が色んなことを言っている…というか、考え方が色々なので、マネーレッスンは1冊ではなく、何冊か読んだ方がいいとは思います。
なかなかお金の話って友人同士でしないから分からないけれど、みんなどんなことをやっているのかな?と気にはなります。


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