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盲ろう者の田畑さんとなにかの本を作ろうと思っている件 その3

話は続いております。(リンクはこのページの下にあります)

M先生から、武蔵野大学(通信)で近々スクーリングがあるのでそのときに三人でランチしましょうと提案していただいたのですが、その日わたしに予定があったので実現できませんでした。9月10月は珍しくむちゃくちゃ予定(主にオンライン)が入っていてわたしに余裕がない。田畑さんからも盲ろう者の会のイベントなどいろいろお誘いいただいたのですが、先延ばしに。
そして、ようやく11月12日に、横浜で会うことに。一緒にランチしましょうということになりました。コロナが心配だけど、お会いしなければ、なにも始まらない。田畑さんがどういうかたかイメージ持てないと、どんな本をつくれるかもわからない。コロナが心配だけど……。それに、二人で会ってコミュニケーションとれるのかな、大丈夫なのかな……。筆記で大丈夫と言われていたし、こちらも忙しかったから、全然手話を覚えてないのだけど。だって、「触手話」の本さがそうとおもってAmazonで検索したら、触手モノのエロマンガの表紙ばっかり出てきて……ぎゃー! Amazonさんは「触手+話」とご理解のよう。
それに、このとき、どちらかというと、手話より指点字というものに興味が向いていたこともあります。指点字については、また別の時に。

約束の日時が決まった後、田畑さんからすぐメッセージがきました。
「通訳依頼をしたいと思います」
おお! 手話通訳さんが来てくれるのなら助かった。手話や触手話でコミュニケーションをとる様子を見れたら、今後の参考にできます。でも、人にわざわざ来てもらうことに、ちょっと申し訳ない気持ちにもなる。やっぱ、手話を覚えなきゃいけないかなあ……。(語学、苦手だから、手話も覚えられない気がする。)

「待ち合わせの目印になるものを教えてください」
目印って……、盲ろうのかたって、なんならわかるのかな……。とりあえず、上半身が写っているこちらの雰囲気がわかるような写真を送って、約束の日が近づいたら持ち物や服を知らせることに。(これは手話通訳さんに知らせるためでもあったのかな)

そして、約束の日にちが近づいてきました……。

確認の連絡をすると、田畑さん、前の週から風邪をひいていらしたそう。それで、今回は延期に。

残念な気持ちもありますが、準備不足だったので少しホッとしたような……。

直接会う代わりに、ビデオ通話をすることに。田畑さんはSkypeかZoomがよいとのこと。では、Zoomで会いましょう。

えっと、でも……どうやってZoomするの? チャット機能? あの文字、小さいよね。
本人に聞くか……。
本人に聞くって、当たり前のことなんだけど、障害の度合いを聞くことにもなるので、聞いちゃいけないような気がしてしまうのだ……。けど、聞いてこちらが知っておかなくては、お互いに困るよね。失礼な聞き方にならないように、Iメッセージで伝えよう。

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なるほど。聞いてよかった。これからも、ちゃんと本人に聞こう。

というわけで、初対面はZoomで!

長くなるので、今回はここでひと区切り。

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支えられたい……。m(_ _)m