エドガルドの自由な選択|映画感想
本記事では、マルコ・べロッキオ監督作
『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』
鑑賞レビューを書いていく。
あらすじ題名の由来は、主人公の名前である
原題/英題では<誘拐>を意味する
「Rapito/Kidnapped」とされており、
宗教観を理由に起きた誘拐事件を取り上げた、実話を基にした作品である。
1858年イタリア・ボローニャで、ユダヤ教徒のモルターラ家に生まれた
少年エドガルドは6歳の時、教皇から派遣された兵士たちに
「キリスト教の洗礼を受けた」と言う